東京電力ホールディングス株式会社に関する記事一覧
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原子力発電の安全性の向上へ
事故進展の状況を解き明かす2024/02/29
福島第一原子力発電所の事故の直接原因やその後の進展メカニズム等については、多角的な調査や分析により、その多くの事項を解明し、事故調査報告書や原子力安全改革プランを通して公表しています。 一方で、残されたデータ等の記録や廃炉の現場には、原子力発電の安全性の向上や、廃炉作業を安全かつ効率的に進めることに寄与すると考えられる、未確認・未解明事項が残っています。 当社は事故当事者の責務として、引き続き現場調査やシミュレーション解析等により全容を解明するためのプロジェクトに取り組んでおり、このプロジェクトで、調査や検証に携わる他、報告書の作成や社内外への公表、説明に携わる3名に話を聞きました。
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経営課題と社会課題の両面からアプローチ
次世代環境教育「尾瀬SDGs探求型スタディツアー」の目的と成果 第二部2023/11/14
第一部では、TEPCOの経営課題であるカーボンニュートラル社会の実現に向けた事業の一つとして、尾瀬国立公園/尾瀬かたしなエリアの「ゼロカーボンパーク」登録をサポートし、その取り組み項目として「尾瀬SDGs探求型スタディツアー」を開発・実施していることをご紹介しました。今回、第二部ではツアープログラムの内容とプログラムの実施により地域の方々と尾瀬を一緒に守っていることについて、現地ツアーガイドを務める担当者に話を聞きました。
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経営課題と社会課題の両面からアプローチ
次世代環境教育「尾瀬SDGs探究型スタディツアー」の目的と成果 第一部2023/10/25
尾瀬国立公園というと、どんなイメージをお持ちになるでしょうか。TEPCOは尾瀬国立公園全体のうち約40%の土地を所有しており、木道の設置や湿原の植生回復、公共トイレの維持管理といった活動を半世紀以上にわたり継続してきました。今、尾瀬は東京電力グループにとって新たな価値を見出すべき場所になっています。TEPCOの経営課題であるカーボンニュートラル社会の実現に向けて、地元・群馬県片品村の社会課題解決を視野に入れた新しい次世代環境教育活動である「尾瀬SDGs探究型スタディツアー」の開発と実践に取り組む社員に話を聞きました。
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国内初の「地産地消エネルギーシステム」
~再生可能エネルギー活用における新しい選択肢の誕生~2022/05/31
2020年4月、千葉県長柄町のリゾート施設「Sport & Do Resort リソルの森(以下、「リソルの森」)」で、国内初となる「地産地消エネルギーシステム」が導入されました。そのプロジェクトは、令和3年度の新エネ大賞において新エネルギー財団会長賞を受賞。TEPCO担当者を含むプロジェクトのキーパーソンが、立ち上げの背景やこれまでの軌跡を振り返りました。
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遠隔ロボットを駆使した2つの廃炉プロジェクトが日本機械学会の「貢献表彰」を受賞2022/02/21
福島第一原子力発電所における遠隔ロボット技術を駆使した廃炉作業が、日本機械学会動力エネルギーシステム部門の「貢献表彰」を受賞しました。福島県双葉郡大熊町に本社を置く地元企業のエイブルによる1・2号機共用排気筒の上部解体工事、東芝エネルギーシステムズ(以下、「東芝」)による3号機使用済燃料プールからの燃料取り出し作業が高く評価された結果で、いずれも目的に応じた特殊な遠隔ロボットを開発、それを活用してプロジェクトを完遂することができました。そこで今回は、両社と東京電力ホールディングスの担当者に2つのプロジェクトについて話を聞きました。
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東京2020オリンピック・パラリンピックを
会場で支える彼らが背負うもの、胸に秘めるもの2021/08/06
いよいよ幕を開けた東京2020オリンピック・パラリンピック。当社は、会場等への電力供給設備の安定的な運営を通じて、東京2020オリンピック・パラリンピックに貢献しています。前回・前々回お送りした会場外での取り組み(上野支社)に続き、今回はまさに競技が行われる会場で運営を支える3人のスペシャリストが登場します。
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DXプロジェクト推進室発足!
カイゼン×デジタルテクノロジーによる「TEPCO DX」が始動!2021/05/17
電力システム改革による自由化、脱炭素化、再生可能エネルギーなどの普及による電源の分散化、デジタル化、人口減少──さまざまな事業環境変化に伴い、エネルギー産業は今、大きな変革期を迎えています。これからもお客さまにご満足いだける価値を提供し続けるため、東京電力ホールディングスは2020年4月、「DXプロジェクト推進室」を立ち上げました。そのミッションは、人財や組織・業務プロセスまでを変革させ、データとデジタル技術を活用して「お客さま目線」と「カイゼン」を主軸に東京電力グループの新たなバリューチェーン構築により価値を創造していくこと。担当メンバーに、これまでの歩みと手応え、今後の展望を聞きました。
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EVが当たり前の世界をつくる
EVを通じた脱炭素社会をTEPCOがけん引2021/04/22
東京電力グループは、10年以上前から実業務にEVを先駆けて取り入れてきた企業であり、脱炭素社会の実現のためにさらなるEV推進に取り組んでいます。東京電力ホールディングス株式会社は、2019年10月に「EV推進室」を設置し、東京電力グループの業務車両の電動化を推進するとともに、企業や自治体等が利用している業務車両の電動化の推進や次世代のモビリティ社会を支える事業開発を行っています。また、同時期に、充電インフラ整備とサービス拡大を担う「e-Mobility Power」を中部電力株式会社と共同で設立しました。EV事業に取り組む社員に、現在の活動内容とEV推進への思いを聞きました。
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災害復旧時や途上国の課題である「水」問題を解決へ
長岡技術科学大学と連携した「浄水システム」の共同研究がスタート2021/03/29
2020年2月、東京電力ホールディングスは国立大学法人長岡技術科学大学と防災・減災についての包括的な連携を締結。同年4月より5つの共同研究プロジェクトがスタートしています。今回はその中の「住民・環境支援技術」として技科大キャンパスで始まった、雨水浄化システムの共同開発について、担当者に聞きました。
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災害に強い電気インフラを構築し、防災・減災に貢献
長岡技術科学大学と連携した共同研究プロジェクトがスタート2021/03/29
2019年9月、千葉県を中心に甚大な被害をもたらした大型の台風15号。東京電力管内では最大約93万戸が停電、復旧までに約280時間を要し、近年の停電被害の中では突出して長期化する結果となりました。このような事態への危機感から、東京電力ホールディングスは国立大学法人長岡技術科学大学と、防災・減災に関する包括連携協定を締結。2020年4月からスタートしている共同研究プロジェクトについて、担当者に話を聞きました。
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活用アイデアの実証結果から見えた、EVが描く一歩先の未来とは2020/08/06
東京電力グループは、電気自動車(EV)等の「電動車両」の普及に向けて取り組んでいます。2017年には「EV活用アイデアコンテスト」を実施し、多岐にわたるアイデアを募集しました。選出されたアイデアの実証結果を追うとともに、これからの電動車両に寄せられる期待について、携わる社員に聞きました。
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新生Jヴィレッジ再始動に懸ける思い2018/08/07
1997年に日本初のサッカー・ナショナルトレーニングセンターとしてオープンしたJヴィレッジ。 冬でも雪の少ない温暖な気候である福島県浜通りに位置し、サッカーのみならず、さまざまなスポーツのキャンプや、企業の社員研修などにも利用され、15年間でのべ688万人ものお客さまに利用されてきました。 しかし、2011年3月11日に発生した東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故により休業を余儀なくされ、7年の年月を経た2018年夏、再開する運びとなりました。 Jヴィレッジの再生にかける社員の、2018年夏の新たなスタートに向けた取り組みについて聞きました。
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尾瀬を守り、育て、尾瀬とともに歩む、東京電力の取り組み2017/12/15
尾瀬国立公園特別保護地区の約7割を所有する東京電力は、長年、土地所有者としての責任を持って尾瀬の自然保護に取り組んでいます。今回は、新たに尾瀬を担当することになった二人の社員が、その現状や自然保護活動への意気込みを語ります。
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複数の企業による共同プロジェクトで、
これまでにないマイクロ水車を利用した発電に挑戦2017/10/30
東京電力の経営技術戦略研究所では、広く社外から技術やアイディアを公募するなど、オープンイノベーションによる共同開発や研究を推進しています。その現場から、複数の企業による共同プロジェクトで小規模水力発電の効率化を目指す、新しい取り組みをご紹介します。
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地球環境に思いを馳せ、
再生可能エネルギーを活用した新規事業に取り組む2017/10/20
再生可能エネルギーは環境にやさしいエネルギー源ですが、我が国の発電電力量に占める割合は、2014年時点で12.2%(そのうち水力発電は9%)に過ぎません。東京電力では、水力発電のみの電気料金プランを開発するなど、新たな視点で知恵を絞り、このように未だ発展途上にある再生可能エネルギーの普及と促進に挑んでいます。今回は、担当社員が、地球環境への思いとともに、その取り組みをご紹介します。
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持続可能な社会を実現する、
電気自動車(EV)の新たな価値創造へ向けた取り組み2017/09/07
電気自動車(EV)の普及に向けて、黎明期からさまざまな研究開発に取り組んできた東京電力。現在では、急速に普及しつつあるEVを環境にやさしい移動手段とするだけでなく、バックアップとしての電源や新たな電力システムの構築にも活用するプロジェクトがはじまっています。今回は、そのプロジェクトを推進する東京電力の責任者と「EV活用アイデアコンテスト」で最優秀賞を受賞した、東京都市大学の太田豊先生との対話から、EVの新たな価値創造へ向けた取り組みをご紹介します。