再生可能エネルギーに関する記事一覧
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再エネの未来を切り拓く
欧州、洋上風力事業への挑戦2024/03/15
カーボンニュートラル社会の実現が世界的に大きな課題となる中、東京電力リニューアブルパワー株式会社(以下、RP)では2030年までに国内外で600〜700万kWの再生可能エネルギーを開発するという目標に向け、取り組みを進めています。
その一環として、2022年11月、欧州を中心に洋上風力事業を行うFlotation Energy社(英国スコットランド エディンバラ/以下、FE社)の発行済株式の100%を取得しました。
海外風力事業への本格的な出資参画の第1号案件です。このプロジェクトの一員として道を切り拓きながら奮闘する3人の若手社員に、ここまでの仕事とこれからの洋上風力事業への想いを聞きました。 -
経営課題と社会課題の両面からアプローチ
次世代環境教育「尾瀬SDGs探求型スタディツアー」の目的と成果 第二部2023/11/14
第一部では、TEPCOの経営課題であるカーボンニュートラル社会の実現に向けた事業の一つとして、尾瀬国立公園/尾瀬かたしなエリアの「ゼロカーボンパーク」登録をサポートし、その取り組み項目として「尾瀬SDGs探求型スタディツアー」を開発・実施していることをご紹介しました。今回、第二部ではツアープログラムの内容とプログラムの実施により地域の方々と尾瀬を一緒に守っていることについて、現地ツアーガイドを務める担当者に話を聞きました。
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経営課題と社会課題の両面からアプローチ
次世代環境教育「尾瀬SDGs探究型スタディツアー」の目的と成果 第一部2023/10/25
尾瀬国立公園というと、どんなイメージをお持ちになるでしょうか。TEPCOは尾瀬国立公園全体のうち約40%の土地を所有しており、木道の設置や湿原の植生回復、公共トイレの維持管理といった活動を半世紀以上にわたり継続してきました。今、尾瀬は東京電力グループにとって新たな価値を見出すべき場所になっています。TEPCOの経営課題であるカーボンニュートラル社会の実現に向けて、地元・群馬県片品村の社会課題解決を視野に入れた新しい次世代環境教育活動である「尾瀬SDGs探究型スタディツアー」の開発と実践に取り組む社員に話を聞きました。
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【後編】20年、30年先を見据えた住宅づくりで脱炭素化を推進2023/06/14
東京電力エナジーパートナー株式会社とTEPCOホームテックは、2021年9月、住友不動産株式会社との協働による「脱炭素リードプロジェクト」をスタート。脱炭素社会の未来を見据えた取り組みの第1弾として、お客さま視点の新しいサブスクリプション型サービス「すみふ×エネカリ」を開発しました。前編に引き続き、住友不動産企画部ESG推進室の池大樹さんと「すみふ×エネカリ」以降のさらなるプロジェクト展開を語り合いました。
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【前編】20年、30年先を見据えた住宅づくりで脱炭素化を推進2023/05/11
エネルギーをいかに効率的に運用するかは、脱炭素社会実現の観点からも非常に重要で、昨今、一般家庭においても長期的な視点でこの課題に向き合うことが求められています。こうした中、東京電力エナジーパートナー株式会社とTEPCOホームテックは、住友不動産株式会社との協働で「脱炭素リードプロジェクト」を始動。脱炭素社会の未来を見据えた取り組みを進めています。今回は住友不動産企画部ESG推進室の池大樹さんを迎えて、プロジェクトの詳細や今後の展望を語り合いました。
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電力需給ひっ迫を乗り切る“最後の砦”!
存在感を増す「揚水発電」に託される新たな役割2023/04/26
2022年3月、東京電力サービスエリア内において、2012年の運用開始以来初めてとなる「電力需給ひっ迫警報」が経済産業省より発出されました。
この時、大規模停電の回避には、「揚水式水力発電(揚水発電)」が大きく貢献しました。さらに、揚水発電は再生可能エネルギーによる電力供給が拡大する中、安定供給を担う“調整力”としても注目を集めています。
そこで、揚水発電とはそもそもどういうものなのか? 通常の水力発電と何が異なるのか?
揚水式発電所の保守・管理業務を担う2人に話を聞きました。 -
国内初の「地産地消エネルギーシステム」
~再生可能エネルギー活用における新しい選択肢の誕生~2022/05/31
2020年4月、千葉県長柄町のリゾート施設「Sport & Do Resort リソルの森(以下、「リソルの森」)」で、国内初となる「地産地消エネルギーシステム」が導入されました。そのプロジェクトは、令和3年度の新エネ大賞において新エネルギー財団会長賞を受賞。TEPCO担当者を含むプロジェクトのキーパーソンが、立ち上げの背景やこれまでの軌跡を振り返りました。
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新エネルギーに挑む!
若手社員が語る洋上風力発電の魅力とは2021/08/16
東京電力リニューアブルパワーでは、海上の風を利用した「洋上風力発電」に力を入れています。日本国内で、将来性のある再生可能エネルギーとして注目されている洋上風力発電。その理由や現在の取り組み、そして洋上風力発電にかける思いについて、将来を担う若手社員3名が語りました。
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脱炭素社会実現に向けたCO2フリー熱供給の先導的な取り組み
お客さまと志を重ね、確かな一歩を踏み出す!2021/08/02
東京電力エナジーパートナー株式会社では、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、CO2フリーを実現する電力メニューを推進しています。今回は、カーボンニュートラル実現に挑戦を続ける2名の社員と、志を同じくしたお客さまである東京下水道エネルギー株式会社のご担当者さまにインタビュー。受注の決め手となった、脱炭素社会に向けての“志”についてや、今後の抱負を語ってもらいました。
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電力需給安定の新しいカタチ。鍵を握るのは“利用者側の調整力”2021/05/27
「デマンドレスポンス(デマンドレスポンス)」・「仮想発電所(VPP)」という言葉をご存知でしょうか? 電力の需要と供給の最適化を図り、双方にメリットを生む新たなスキームとして、大きな注目を集めている分野です。 TEPCOグループの中で特にこの分野に力を入れて取り組んでいるのが、東京電力ベンチャーズ株式会社。事業の起点となった福岡オフィスで、これまでの歩みと今後の展望を聞きました。
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再生可能エネルギー活用の要になる大容量定置型蓄電池「NAS電池」が再起動2021/04/20
再生可能エネルギーの普及やスマートグリッドの構築、さらにはデマンドレスポンスへの対応など、今後ますます広がりを見せる新たなエネルギーソリューションに貢献するNAS電池。
TEPCOは1984年に日本ガイシと共同で大容量定置型蓄電池「NAS電池」の開発に着手。世界初のMW(メガワット)級大容量蓄電池を実用化し、2002年に販売とリースをスタートし、負荷平準化に貢献してきました。その歩みを本事業に関わる社員に聞きました。 -
100年続いた発電所を、次の100年へつなぐ。
TEPCOを代表する大型水力発電所のリパワリング工事とは2021/02/10
富士山の西側の山間にある、東京電力リニューアブルパワー株式会社 早川第一発電所。大正12年(1923年)に運転を開始したこの大型水力発電所では、より効率的な発電を目指してリパワリング(設備強化)工事を実施し、11月に運転開始。5機あった発電機を3機に減らしながらも、合計発電出力を2,900kW増やし、保守業務の効率化を含め大きな改善を実現しました。
大規模な台風災害に見舞われても道路の仮復旧まで自ら行い、4年間にわたる工事を成し遂げた彼らの原動力は何だったのでしょうか。 -
活用アイデアの実証結果から見えた、EVが描く一歩先の未来とは2020/08/06
東京電力グループは、電気自動車(EV)等の「電動車両」の普及に向けて取り組んでいます。2017年には「EV活用アイデアコンテスト」を実施し、多岐にわたるアイデアを募集しました。選出されたアイデアの実証結果を追うとともに、これからの電動車両に寄せられる期待について、携わる社員に聞きました。
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ハワイで活きるTEPCOのノウハウ
米国エイドングループに出資参画2019/12/24
新規事業の創出や投資、運営サポートを行う東京電力ベンチャーズ株式会社は、2018年9月から米国・ハワイ州のエイドン(Adon)グループに出資し、太陽光発電・蓄電池事業に取り組んでいます。 TEPCOとハワイ。一見つながらないようにみえる遠い地で、東京電力グループは日本の電力事業の将来を見据えています。事業に携わる社員が、事業の経緯や、そこにかける思いを語ります。
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尾瀬を守り、育て、尾瀬とともに歩む、東京電力の取り組み2017/12/15
尾瀬国立公園特別保護地区の約7割を所有する東京電力は、長年、土地所有者としての責任を持って尾瀬の自然保護に取り組んでいます。今回は、新たに尾瀬を担当することになった二人の社員が、その現状や自然保護活動への意気込みを語ります。
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複数の企業による共同プロジェクトで、
これまでにないマイクロ水車を利用した発電に挑戦2017/10/30
東京電力の経営技術戦略研究所では、広く社外から技術やアイディアを公募するなど、オープンイノベーションによる共同開発や研究を推進しています。その現場から、複数の企業による共同プロジェクトで小規模水力発電の効率化を目指す、新しい取り組みをご紹介します。
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地球環境に思いを馳せ、
再生可能エネルギーを活用した新規事業に取り組む2017/10/20
再生可能エネルギーは環境にやさしいエネルギー源ですが、我が国の発電電力量に占める割合は、2014年時点で12.2%(そのうち水力発電は9%)に過ぎません。東京電力では、水力発電のみの電気料金プランを開発するなど、新たな視点で知恵を絞り、このように未だ発展途上にある再生可能エネルギーの普及と促進に挑んでいます。今回は、担当社員が、地球環境への思いとともに、その取り組みをご紹介します。
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持続可能な社会を実現する、
電気自動車(EV)の新たな価値創造へ向けた取り組み2017/09/07
電気自動車(EV)の普及に向けて、黎明期からさまざまな研究開発に取り組んできた東京電力。現在では、急速に普及しつつあるEVを環境にやさしい移動手段とするだけでなく、バックアップとしての電源や新たな電力システムの構築にも活用するプロジェクトがはじまっています。今回は、そのプロジェクトを推進する東京電力の責任者と「EV活用アイデアコンテスト」で最優秀賞を受賞した、東京都市大学の太田豊先生との対話から、EVの新たな価値創造へ向けた取り組みをご紹介します。