環境・社会・ガバナンス(ESG)情報

環境負荷の低減

取水量・排水量・消費量

取水量 <GRI303-3>

  単位 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
水力発電用河川水 千m3 47,419,231 49,462,389 47,262,577 37,128,052
工業用水 千m3 67 73 384 422
上水等 千m3 849 794 811 831
地下水 千m3 25 27 24 31
合計 千m3 47,420,172 49,463,282 47,293,796 37,129,334
  • 揚水発電用を除く

排水量 <GRI303-4>

  単位 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
合計 千m3 47,420,170 49,463,282 47,293,796 37,129,331

消費量 <GRI303-5>

  単位 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
合計 千m3 2 <1 <1 3

影響を受ける水源 <GRI303-1>

東京電力グループの水力発電所では、「河川維持流量ガイドライン」に基づき、河川水を適切に管理し、発電に利用しています。発電に利用した河川水は全量を河川に放流し、この過程で消費もないことから、取水によって著しい影響を受ける水源はありません。また、WRI AqueductのWater Risk Atlasツールを用いて、東京電力グループが水ストレス地域から取水をしていないことを確認しています。

参考

影響を受ける水域および関連生息地 <GRI303-2>

発電所等からの排水は、関係法令等に基づき自社の処理施設等により適正に処理し、環境への影響がないことを確認した後に排水しています。また、福島第一原子力発電所で発生する汚染水は、適正に処理し、敷地内のタンクに保管しており、外部への流出・排水がないことから、発電所等からの排水により影響を受ける水域及び関連生息地はありません。
ALPS処理水の海洋放出にあたっては、2024年7月、海洋放出開始後2回目となるIAEAのレビューミッションの報告書が公表され、「関連する国際安全基準の要求事項と合致しないいかなる点も確認されなかった」との評価をいただいています。

一部の水力発電所では、発電に利用した水を別の水系に放流していますが、水力発電所の運用は「河川維持流量ガイドライン」に基づき管理しており、流域への影響は限定的です。