省エネにつながる!
食器洗い乾燥機の機器選び
設置スペースの問題や工事の手間を考え、食器洗い乾燥機の購入を躊躇している人もいるかもしれません。しかし、今は工事不要でコンパクトな「タンク式」も充実していて、導入のハードルはグッと下がっています。
容量に少し余裕が
あると経済性も◎
食器洗い乾燥機(以下、食洗機)購入時のポイントは、自身や家族のライフスタイルをふまえ、適切な「大きさ(容量)」のものを選ぶこと。置けるスペースや水栓との位置関係にもよりますが、できれば少し容量に余裕がある、大きめサイズがベターです。
ありがちな失敗は「初めての食洗機だから小さめのものにしよう」「場所をとるから、なるべく小さいものを」と、コンパクトさにとらわれて選んでしまうこと。結果、一度に食器が収まりきらず、2回に分けて洗うことになり、余計な電力を消費してしまいかねません。
なお、食洗機にはキッチンと一体型になった「ビルトイン型」と、後から設置できる「卓上型」があります。家族で使う食器の量と一度に洗える容量や洗浄力を照らし合わせて、最適なものを選びましょう。
水栓工事がいらない
タンク式の食洗機も
卓上式の食洗機でも、新しく設置する場合は必ず水栓工事が必要でした。しかし、最近ではタンクに水を入れて使うタイプなど、工事が不要で賃貸住宅にも置ける製品が増えています。
また、タンク式でありながら水道につなぐことができる2WAYタイプも登場していて、以前に比べて食洗機導入のハードルはグッと下がってきました。
さらに、狭いキッチンにも置きやすいよう、形状や水道の蛇口とぶつからないドアの開き方などに工夫が凝らされた製品も登場。バリエーションがかなり増えてきているため、じっくり探せば自宅のキッチンに合うタイプが見つかるはずです。
2002年に「TVチャンピオン」のスーパー家電通選手権で優勝。現在は家電王として動画「くらしのラボ」をFacebookとYouTubeで毎週配信中!