配電線
当社の配電線はおおよそ地球と月の距離
身近な電力設備の配電線
発電所でつくられ、送電線によって需要地の近くの変電所まで送られた電気を、最終的にお客さまへ送り届ける電線を配電線といいます。
配電線には、電柱に電線を架線した「架空配電線」と、ケーブルを地中に埋設した「地中配電線」があります。
電圧別には、特別高圧(2万2,000V)、高圧(6,600V)、低圧(200V、100V)の配電線があります。
また、配電設備は、高圧から低圧に電圧を下げる「変圧器」、高圧線や低圧線から分かれてお客さまに電気をお届けする「引込線」、電力の使用量を計る「電力メーター」などにより構成されています。
電気を送るための設備構築
電気をお届けするため、電柱・電線などの配電設備を構築しています。老朽化した設備は計画的に取り替えます。
①電柱工事
電線を支えるために電柱を建てます。古くなった電柱は計画的に取り替えます。
②電線工事
電気を送るために電線を接続していきます。設備を更新するときには電線を切断して工事します。
③引込線工事
住宅や店舗に電気を送るための引込線をお客さまの電線と接続して、電力メーターを取り付けます。
電力メーターは計量法に基づき7年~10年周期の期限内で交換を行っています。
④災害復旧
自然災害(台風・地震など)により配電設備が被災した場合、配電工事に関する技術を有している工事会社作業員が、当社だけでなく全国で早期に復旧を進めます。
無電柱化
電線類を地中へ埋設するなどの無電柱化は、無電柱化の推進に関する法律(無電柱化法)第7条の規定に基づき、国土交通大臣により策定される「無電柱化推進計画」に則り進められています。
無電柱化は、国や地方自治体が進める快適な生活環境の構築と、活力ある市街地の形成に寄与するものとして、防災性の向上、安全性・快適性の確保、良好な景観形成の観点に加え、近年の災害激甚化・頻発化による長期停電などの防止を目的としたレジリエンス強化につながる箇所も対象となっています。
当社では、様々な状況下での無電柱化を可能とするために、柔軟な整備手法を取り入れ、電線類の地中化実現を進めています。
今後も、道路管理者および地元のお客さまと「三位一体」の協力体制により、社会基盤整備としての無電柱化に取り組んでいきます。
24時間体制で停電を早期復旧
自然災害・設備トラブル等による停電が発生した場合、365日24時間体制で迅速に対応します。
配電工事会社の紹介
当社の配電工事を行っている会社一覧です。こちらの一覧にある会社が各地域で工事を実施しますので、ご協力よろしくお願いします。
リクルートガイド
配電工事についてご紹介しているリクルートガイドです。配電工事の1日の仕事の流れなどを掲載していますので、是非ご覧ください。
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