高調波流出電流計算書の提出
高調波の影響抑制に向けたお客さまへのお願い
高調波発生機器を新設・増設されるお客さま
- 高調波抑制対策ガイドライン遵守による高調波流出電流の抑制
高調波発生機器を新設・増設または更新する場合、「高圧または特別高圧で受電する需要家の高調波抑制ガイドライン」に基づいて、高調波流出電流計算書へ必要事項を記載のうえご提出をお願いいたします。「高調波流出電流計算書」のダウンロードはこちら。 - 直列リアクトルを付加した進相コンデンサの設置
高圧受電設備規定(JEAC8011-2020)において、進相コンデンサには高調波障害の拡大を防止するとともに、コンデンサに過負荷を生じさせないように、原則として、直列リアクトルの設置をお願いいたします。
すでに進相コンデンサを設置中のお客さま
- 直列リアクトルの無い進相コンデンサの開放(切り離し)
直列リアクトル無しの進相コンデンサは高調波を増幅させる作用があるため、直列リアクトル無し進相コンデンサは開放(切り離し)をお願いする場合がございます。
※設備更新の際は、直列リアクトルを付加した進相コンデンサの設置をお願いいたします。
高調波について
高調波とは
高調波は、お客さまがご使用になる電気(電圧)がひずむことで、電気機器に悪影響を及ぼす現象です。
高調波は、テレビ、エアコン等の家電機器、パソコン等のOA機器や産業用機器等、高効率・省エネルギーの観点で急速に普及した半導体応用機器から発生しています。
高調波の発生の仕組みと影響
エアコン等のインバータ機器から発生した高調波は、進相コンデンサ(直列リアクトル無し進相コンデンサ)の作用により高調波を増幅させて系統へ流出させています。
高調波低減の取り組み
高圧受電設備規定(JEAC8011-2020)において、進相コンデンサには高調波障害の拡大を防止するとともに、コンデンサに 過負荷を生じさせないように、原則として、直列リアクトルの設置をお願いいたします。
「高調波流出電流計算書」のダウンロードのご案内
高調波発生機器をお客さまが新設・増設または更新する等の場合は、「高圧又は特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン(以下:ガイドライン)」に基づいて、高調波流出電流計算書(以下:計算書)にご記入をお願いしております。
また、受電設備より流出する高調波電流値がガイドラインの上限値を超える場合は、お客さまに高調波電流流出防止対策をお願いしております。
このため、高調波発生機器の新設・増設または更新等に伴い、当社へお申込みをいただく場合は計算書に基づく協議をさせていただきますので、ご記入いただきました計算書のご提出をよろしくお願いいたします。
計算書を作成いただく際は、高調波流出電流計算書をダウンロードしていただき、必要事項をご記入いただきますようお願いいたします。
ご利用に際して
- ご記入いただいたご住所、お名前、電話番号等といった個人情報は当社の個人情報利用目的の範囲内で利用させていただきます。
- 高調波流出電流計算書のダウンロードご利用は24時間可能となっておりますが、メンテナンス等により予告なくサービスを停止する場合がありますのであらかじめご了承ください。
「高調波流出電流計算書」のダウンロード
[ 資料一覧 ]
- 1. 「高調波発生機器からの高調波流出電流計算書」に基づく協議のお願い(PDF)
- 2. 1の参考資料「契約電力の算定方法」(PDF)
- 3. 「高調波発生器からの高調波流出電流計算書(その1)」(Excel)
- 4. 「高調波発生器からの高調波流出電流計算書(その2)」(Excel)
- 5. 「高調波発生機器製造業者申請書」(Excel)
- 6. 「高調波発生機器からの高調波流出電流計算資料」(PDF)
※ご不明な点などがございましたら、受け持ちの東京電力パワーグリッド各事業所までお問い合わせをお願いいたします。