電磁波とはどういうものなの?
電磁波とは、『電界』と『磁界』が組み合わされたものです。
『電界』とは、電気的な力(プラスとマイナスがくっつく力) が働く空間のこと。
『磁界』とは、磁気の力 (N極とS極がくっつく力)が働く空間のこと。
電磁波は、『電界』と『磁界』が交互に発生しながら波のように伝わっていきます。
電磁波は、送電線等の電力設備や家電製品のまわりといった電流の流れるところに発生します。
電力設備から発生する超低周波の電磁波については、健康への影響が議論されているのは、主に『磁界』の作用です。
そこで、これから先は磁界を中心にご説明します。
※次ページ以降に記載の『電磁波』は『磁界』のことを指します。
なお、磁界の単位は国際標準に合わせたマイクロテスラ(μT)*を用いています。
*1マイクロテスラ(μT)=10ミリガウス(mG)