台風・降雪のとき
台風などの強風により、樹木や看板などの飛来物が電線を傷つけ、断線する場合があります。
切れてたれ下がっている電線には、絶対に手を触れないでください。
お近くで発見された場合は、絶対に近づかず、東京電力パワーグリッド までご連絡ください。
また、水に浸かった器具は使わないようにしましょう。
1.台風や雪の予報が出たら
「雨量・雷観測情報」は、こちらからご確認ください。
強風により、樹木や看板などの飛来物が電線を傷つけ、断線する場合があります。
お近くで発見された場合は、絶対に近づかず、東京電力パワーグリッド までご連絡ください。
2.風や雪がつよくなったら
避難するときはブレーカーを切って!
避難するときには、電気の消し忘れによる事故を防ぐために、分電盤のブレーカーのつまみを下げてください。
分電盤の位置はご存じですか?
日頃から分電盤がどこにあるか確認しておきましょう。
また、分電盤の付近には物を置かないようにしましょう。
水に浸かった器具は使わないで!
一度水に浸かった屋内配線や電気製品は漏電などの原因となります。
危険ですから使用しないでください。
3.台風が通過したり雪がやんでも
切れた電線には触らないで!
切れてたれ下がっている電線には、絶対に手を触れないでください。
電線に樹木や看板、アンテナなどが接触している場合もたいへん危険です。
見つけたときは、すぐにお近くの 東京電力パワーグリッド へご連絡ください。
鉄塔からジージー音がすることがあります。
台風通過後など、送電鉄塔から「ジージー」といった音や小さな火花が発生する場合があります。
これは、鉄塔と電線を接続している「がいし※」に、塩分や塵、埃などが付着し、小雨などで表面に湿気が多い時に発生する現象(部分放電)で、特に台風通過後によく見られる現象です。
小さな火花等も発生することがありますが、お客さまの安全および電気をお送りするうえで問題はありません。
なお、雨などにより、がいし表面の塩分や埃が洗われると音はなくなります。
※がいしとは、磁器製の絶縁物です。電気が電線から鉄塔に流れないようにするためのもので、これを複数個連結して取り付けてあります。
4.台風接近前の対策のお願い
ビニールやトタン、樹木等が電線に引っ掛かると長期間の停電の原因になる場合があります。2019年の台風15号、19号襲来時の電柱損壊事故については、原因の大半が倒木や飛来物による二次被害でした。台風接近前には、飛来物防止の対策にご協力をお願いいたします。
飛来物防止の対策
1)トタンはしっかりと固定されていますか?
2)アンテナや看板はしっかりと固定されていますか?
3)ビニールの飛散防止をされていますか?
4)傾斜等で倒れそうな樹木は伐採されていますか?