株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマークとの資本業務提携について
~ドローンを活用した電力設備の保守・保全業務の高度化を推進~
2020年4月20日
東京電力パワーグリッド株式会社
当社は、ドローンを利用したインフラ点検ソリューションを提供する株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク(本店:大阪市中央区、代表取締役社長:柴田 巧、以下「JIW」)と資本業務提携いたしました。
我が国では、少子高齢化に伴う労働力不足や激甚化する自然災害等の社会課題に対し、ドローンの活用拡大が期待されております。当社においても、これまで電力設備の点検の効率化やレジリエンスの強化に向けてドローンの活用に取り組んでおり、2020年3月にはドローンの目視外飛行を支援する航路プラットフォームを目指したグリッドスカイウェイ有限責任事業組合を設立しました(2020年3月19日お知らせ済み)。
今回、JIWとの提携により、電力設備の巡視・点検に適した機体やAIの共同開発を行うことで、これまで以上に安全で品質の高い保守・保全業務の高度化を推進するとともに、グリッドスカイウェイ有限責任事業組合にて実施する実フィールドを活用したユースケース実証とも連携することで、有人地帯における目視外飛行(レベル4)※に向けた実証試験を加速させドローンが安全に飛び交う世界の実現を目指してまいります。
※有人地帯における目視外飛行(レベル4)
都市部等の人がいる地域において、目視(直接肉眼による)範囲外でドローンを飛行させること。
(経済産業省の「空の産業革命に向けたロードマップ2019」において、2022年度の実現に向けて検討が進められている)
<JIW会社概要>
以 上