2020年1月21日
東京電力パワーグリッド株式会社

 当社は、虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業(以下、「本開発」)において、当該エリアの特定送配電事業※1を担う「虎ノ門エネルギーネットワーク株式会社」(本社:東京都港区、代表取締役社長 中島慶治)と特定送配電サービス※2を行うことに合意しました。当社が国内で特定送配電サービスを提供するのは初めてとなります。

 近年、BCP※3や経済性等の観点から、大規模な再開発などの際に特定送配電事業を採用するケースが増えております。本開発においては、当社が長年の電力事業で培った送配電設備の設計、施工、保守ノウハウ等を活用し、世界最高水準の電力品質かつ低コストでのサービスを提供できると考えております。

 当社は今後も、電力事業で培った強みを活用した事業領域の拡大に挑戦してまいります。

  • ※1…  特定の供給地点において、自らが建設、維持、運用する送配電設備を使って小売供給を行う事業。
  • ※2…  特定送配電事業者設備の設計、施工、保守、メンテナンス、スマートメーターの設置、自動検針等を行うサービス。
  • ※3…  Business Continuity Planの略。企業が自然災害などの非常事態の際に、損害を最小限に抑えながら事業を継続していく、もしくはできる限り迅速に業務を再開するための備えのこと。

【サービススキーム】
サービススキーム

以 上

【関連情報】
・「虎ノ門・麻布台プロジェクト」いよいよ始動
 (2019年8月22日 森ビル株式会社)
https://www.mori.co.jp/company/press/release/2019/08/20190822110000003927.html

・虎ノ門エリアにおけるエネルギー供給の開始について
 (2020年1月21日 森ビル株式会社 東京電力エナジーパートナー株式会社)
http://www.tepco.co.jp/ep/notice/pressrelease/2020/1526825_8665.html

別紙

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    ~東京電力パワーグリッドにおける国内特定送配電サービスの第一号案件~