お知らせ

2022年2月4日
東京電力パワーグリッド株式会社

 当社は、「将来の5G基地局の在り方に向けた意見交換会※1」(以下、「意見交換会」)において議論した、5G基地局の設備共用(以下、「インフラシェアリング」)に関するパターン・海外事例・ユースケースの紹介に加え、インフラシェアリングを事業とした場合の事業類型などについて、この度、報告書として取りまとめましたので、お知らせいたします。

 5G通信網は、通信の高速・大容量化のために高周波数帯を利用することから、4G通信網に比べて携帯電話基地局(以下、「基地局」)数の増加が見込まれており、基地局設置場所の確保とアンテナ設備などが林立することによる景観への影響軽減を同時に達成することが重要な課題です。

 こうした背景から、複数の携帯電話事業者によるインフラシェアリングが注目されており、当社においても「配電地上機器などの電力アセットを活用したインフラシェアリング※2」に積極的に取り組んでおります。
 そして、取り組みを進めている過程において、インフラシェアリングには様々なパターンが存在することや技術的・制度的な課題などが明らかになったことから、当社としてインフラシェアリングに関する課題整理やインフラシェアリング事業の可能性を広く社会に示して共有することが5G自体の普及と5G関連市場の拡大に資すると考え、2021年9月より意見交換会を開始いたしました。

 当社は、引き続き、インフラシェアリングについて検討されている事業関係者の皆さまとともにインフラシェアリングを検討・推進していくことで、電力アセットの新たな社会貢献の可能性を見出してまいります。

  • ※1  当社が主催し、有識者・携帯電話事業者・5G通信に関連する企業・官公庁などの方々が参加。これまでに計3回の意見交換会を実施(2021年9月~2022年1月)
  • ※2  5Gアンテナ基地局とデジタルサイネージを設置した配電地上機器「5Gスマートポール」の有用性検証の開始について
    https://www.tepco.co.jp/pg/company/press-information/press/2020/1546375_8615.html

以 上

添付資料

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