現場訪問作業時の不適切な業務処理について
2020年9月18日
東京電力パワーグリッド株式会社
当社は、作業員が様々な作業で現場を訪問した際に、電力量計の端子ネジの緩みの有無の確認を実施※することにしておりますが、業務品質の確保および更なる品質向上のため実施している定期的な調査・点検の結果、この作業に関し、一部の当社社員・協力企業の作業員が電力量計の端子ネジの確認作業を実施していないにもかかわらず、実施済みとして当社へ報告している不適切な業務処理が確認されたためお知らせいたします。
本件を踏まえ、当社は、これまでに現場訪問し、電力量計の端子ネジの状態確認を実施済みとの結果報告を受けている作業のうち、電力量計のデータから作業の形跡が確認されていないものについて全数の作業実績を調査しております。
引き続き、当社社員を含め、既に判明している作業員以外に同様の不適切な業務処理がないかヒアリング等の調査を並行して行うとともに、調査結果から、更なる不適切な業務処理が確認された場合は、その原因について調査を進め、是正および再発防止策を策定し、お客さまに、より安心して電気をお使いいただけるよう、引き続き、業務品質の向上に努めてまいります。
※当社では、スマートメーターの端子ネジの締め付けが十分でないことにより端子部が発熱する可能性があることから、現場訪問した際には、発熱を回避し安全性をより一層担保するために、端子ネジの緩みの有無を確認し、緩みが確認された場合は、念のため、端子ネジの増し締めを実施することにしております。（2019年5月22日お知らせ済み）
なお、2019年5月22日にお知らせしている、増し締めが必要とされていた電力量計は全て作業が完了しております。
以 上
