ローカル系統におけるノンファーム型接続の「試行的な取り組み」の適用について
2021年3月15日
東京電力パワーグリッド株式会社
2021年3月12日、資源エネルギー庁にて行われた「再生可能エネルギー大量導入・次世代ネットワーク小委員会(第27回)」で、当社がローカル系統※1において、NEDOプロジェクトの一環※2として試行的に「ノンファーム型接続※3」の適用を開始することが整理されました。
上記の整理に基づき、当社は増強規模が大きい下記のローカル系統に対して、試行的にノンファーム型接続を適用します。
なお、適用開始は2021年4月1日(特別高圧・高圧)ならびに2021年5月1日(低圧)を予定しておりますが、対象のエリアなどの詳細は、試行適用に係る説明資料(2021年4月1日当社HP掲載予定)にて改めてお知らせします。
当社はこれまで、佐京系統(千葉方面)、鹿島系統(茨城方面)を始め、空き容量の無い基幹系統※4への「ノンファーム型接続」の適用に取り組んでまいりました。引き続き、再生可能エネルギーを含む電源の効率的な導入に向けて検討を進めてまいります。
- ※1…当社エリア内では、66kV・154kVの系統を指す。
- ※2…「日本版コネクト&マネージを実現する制御システムの開発の実施について」(2020年6月29日お知らせ済み)
- ※3…平常時で系統混雑が生じる場合、発電出力の制御を条件として接続を認める方法。
- ※4…当社エリア内では、275kV以上の系統を指す。
以 上