都心型データセンター開発における事業連携検討の開始について
2020年7月13日
東京電力パワーグリッド株式会社
ヒューリック株式会社
株式会社 関電工
東京電力パワーグリッド株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長 金子 禎則、以下「東電PG」）、ヒューリック株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長 吉留 学、以下「ヒューリック」）、および株式会社 関電工（本社：東京都港区、取締役社長 仲摩 俊男、以下「関電工」）は、都心型データセンター開発における事業連携について検討を開始します。
ユーザーとデータが集中するネットワークの高需要地点である都心においては、従来から高速・大容量・低遅延のデータ転送が可能で、信頼性が高く、アクセスの良いデータセンターが求められています。また、IoTの急速な普及や5G（第5世代移動通信システム）の導入などにより、都心に集中するIX（インターネットエクスチェンジ）へ短距離で接続が可能かつデータ転送時間を最少化する立地や膨大なデータのリアルタイム処理のための低遅延性を実現できる都心型データセンターへの期待は今後ますます高まる見込みです。他方で、コロナ禍を契機として、都市構造が分散化（セクショナリズムの進展など）する可能性も出てきており、データセンターを活用して都市間をデータで繋ぐなど時代に即した都市づくりが必要になってきています。
そこで東電PGは送配電事業で蓄積した技術力を発揮し、東電PGグループの総合力を活用することで、時代のニーズにこたえる都心型データセンターの実現に向けた検討を開始します。今回、ヒューリックは都心及び所有物件を基にした不動産情報力や開発力、関電工は設備（建築、通信、電力）分野のリーディングカンパニーとしての技術力やノウハウをそれぞれ提供します。これから3社の事業基盤を基に、新たな都市づくりを先導していきます。
■各社の会社概要
・東京電力パワーグリッドの概要
・ヒューリックの概要
・関電工の概要
以 上
