法人情報などを記録した外付ハードディスクの紛失について
2016年8月23日
東京電力パワーグリッド株式会社
当社執務室内において、法人情報などを記録した外付ハードディスクを紛失いたしました。電気をご使用される皆さまの大切な情報を紛失するという事態となり、電気をご使用される皆さまをはじめ、広く社会のみなさまには、多大なご迷惑とご心配をおかけすることを深くお詫び申し上げます。
1.経緯
2016年8月10日、当社本社(東京都千代田区内幸町)執務室内において、当社社員が、業務を行うため外付ハードディスクを使用しました。その後、8月16日に同ハードディスクを使用しようとしたところ、紛失していることに気づきました。
ただちに、当該執務室内を含む建屋内を捜索するとともに、関係者への聞き取りなどを本日まで継続して行っておりますが、現時点で発見に至っておりません。
2.外付ハードディスク内の情報
紛失した外付ハードディスクには、約21万軒の法人情報(契約名義、住所、郵送先、連絡先情報)や社内文書が含まれております。
当該ハードディスク内のデータには高度なセキュリティ対策が講じられており、外部のPC等では容易にデータ閲覧ができないことから、当該データが流出する可能性は極めて低いものと考えております。
3.被害状況
現時点で、個人情報紛失に該当する情報の流出や不正使用等の被害が発生した事実は確認されておりませんが、引き続き外付ハードディスクの捜索を継続し、発見に努めてまいります。
なお、万が一当該ハードディスクが外部に持ち出されていた場合に備え、本日、丸の内警察署へ相談をしております。
4.電気をご使用される皆さまへの対応
本件に関する専用フリーコールを本日より設置いたしましたので、電気をご使用される皆さまにおかれましては、ご心配・ご不明な点がございましたら、大変お手数ですが、お問い合わせいただきますようよろしくお願いいたします。
5.再発防止対策
外付ハードディスクを含む記憶媒体の管理につきましては、施錠管理による保管や、1日2回の確認と使用前後に管理者が貸出保管状況の確認を行うなどの対策を徹底してまいりましたが、当該ハードディスクを取り扱った同社員が所属するグループにおいては、これらの対策を怠っていたことが、判明いたしました。
当社といたしましては、改めて記憶媒体の管理に関する業務徹底命令を行うとともに、保管や管理に関する総点検を速やかに実施いたします。また、個人情報を記憶媒体に移すことを原則禁止することといたします。これらの再発防止を徹底し、個人情報の厳正的確管理に努めてまいります。
なお、今回の事態を重く受け止め、厳格な人事措置を行います。
このたびは、電気をご使用される皆さまの大切な情報を紛失するという事態となり、電気をご使用される皆さまをはじめ、広く社会の皆さまには、多大なご迷惑とご心配をおかけすることになりましたことを重ねてお詫び申し上げます。
以 上
<本件に関する専用フリーコール>
東京電力パワーグリッド株式会社
0120-959-409
(受付時間 平日午前9時~午後5時)
※8月23日は午後8時まで