当社グループ会社における労働災害に関する不適切事案の発生および再発防止対策について
2023年2月7日
東京電力パワーグリッド株式会社
当社グループ会社の株式会社タワーライン・ソリューション(東京都豊島区、代表取締役社長:大石 祐司、以下「TLS」)が実施する当社発注の群馬県内の送電線工事において、TLSの一次下請け協力会社の作業者が負傷し休業したにもかかわらず、所轄の太田労働基準監督署に適正に報告していない事案が確認され、当該協力会社が、労働安全衛生法第100条違反の疑いで書類送検されたこと等を本日TLSが公表しております。
本件について、TLSからは、弁護士を含む社内調査委員会を設置し、事実確認と原因究明を進めた結果、今回の不適切事案が生じた原因として、コンプライアンス違反に対する認識の欠如、法令知識の不足・軽視などが確認されたこと、ならびに、今後以下の再発防止対策を実行することで抜本的な意識改革を図り、信頼回復に向けて取り組むとの報告を受けております。
<再発防止対策>
- 役員、従業員、協力会社に対し、コンプライアンス、法令知識等の教育強化
- 労働災害報告ルールの抜本見直し
- 組織の見直しと協力会社との関係の再構築
- 内部監査体制の強化
当社としても、本件を重く受け止めるとともに、関係者の皆さまにご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。その他不適切事案についても、現在調査中であり、これらも含めてTLSに対し、再発防止の徹底を求めてまいります。
以 上