東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に伴う工事抑制および近接施工時のご協力について
2020年9月10日
東京電力パワーグリッド株式会社
東京オリンピック・パラリンピック競技大会が2021年に開催(予定)されることに伴い、本大会の運営等を行う公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会より、「大会開始前から終了までの期間において、電力の安定供給を確保する観点から供給設備工事等の抑制に関する協力要請」をいただいております。
つきましては、以下の対象地域・期間において当社供給設備の工事(電気のお申し込み、当社設備移設のお申し込み等による工事)や、当社埋設物近辺の掘削工事が発生する場合には、可能な限り工事期間変更のお願いをさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
また、当社供給設備の損傷による停電事故を防ぐため、工事関係事業者様におかれましても、当社供給設備の近接施工の際はご注意いただきますようよろしくお願い申し上げます。
1.工事抑制期間
※なお、分村(選手村以外の選手宿泊施設)については、本対応の対象外といたします。
2.対象地域
上記1.工事抑制期間に記載の競技会場への電気供給に影響を与える設備が存在する地域
※掘削工事の対象地域については、協議時に確認をさせて頂きます。
<参考:供給設備損傷の事例>
これまで、既存設備や周辺環境の事前調査の確認不足、工事作業手順を遵守しなかったことにより、設備損傷が発生しております。
- ・事例(1)…
護岸工事用のクレーン船のブームを上げたまま特別高圧(66kV)の送電線と接触して、大規模な停電が発生。
- ・事例(2)…
道路工事の地盤改良関連でボーリングを行った際、電線共同溝管路ならびに配電線ケーブル(6.6kV)を損傷し、大会関連施設を含むエリアで停電が発生。
以 上