廃炉プロジェクト > 実施作業と計画 > 汚染水対策の主な取り組み > 海水配管トレンチ
2~4号機タービン建屋の海側にある海水配管トレンチ(配管やケーブルを収納している地下トンネル)内には、事故当初に溜まった高濃度汚染水が滞留していました。滞留水の除去作業においては、トンネルや立坑などの個々の状況や水質・水量を考慮して、タービン建屋などへ移送することにより汚染水を除去し、トレンチ内部の充填作業においても、トンネルや立坑などの個々の構造や延長を考慮した材料を選定し、場所に応じて複数を組み合わせたうえで、適切に施工してまいりました。滞留水の除去作業について、2号機は2015年6月30日、3号機は7月30日に完了し、トレンチ内部の充填作業については、2号機は7月10日に、3号機は8月27日に完了しております。
これにより、高濃度の滞留水の万一の漏えいに対する大幅なリスク低減を図ることができました。
汚染水除去全体進捗:100%
2号機 | 3号機 | 4号機 | |
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状況 | ・トンネル部充填:2014年12月18日完了 ・立坑充填:2017年3月9日完了/sup>>/> ・トレンチ内滞留水移送:2015年6月30日完了 |
トンネル部充填:2015年4月8日完了 ・立坑充填:2015年8月27日完了(立坑D上部除く) ・トレンチ内滞留水移送:2015年7月30日完了 |
・トンネル部充填:2015年3月21日完了 ・トレンチ内滞留水移送:2015年12月11日完了 |
残滞留水量 | 0m³ | 0m³ | 0m³ |
充填量 | 約4,910m³ | 約5,980m³ | 約780m³ |
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