廃炉プロジェクト > 実施作業と計画 > 汚染水対策の主な取り組み > 海側遮水壁
福島第一原子力発電所の1~4号機側の敷地から港湾内に流れている地下水をせき止め、海洋汚染をより一層防止するため、2012年4月より海側遮水壁の工事を開始しました。2015年10月26日海側遮水壁の閉合作業が終了しました。
作業にあたっては、鋼管矢板594本を使用し、全長約780mの壁を建設しました。これにより、廃炉へ向け中長期的に取り組む各作業において、万が一、汚染水の漏えい事故が生じた場合にも、海洋に流出するリスクが大幅に低減できると考えています。また、海側遮水壁が閉合したことで汚染水対策が大きく前進しました。
引き続き、港湾内をしっかり監視していきます。
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