原子炉は継続的な注水冷却により、低温での安定状態を維持しています。その他、温度、水素濃度、窒素封入量、格納容器放射能濃度などのパラメータ監視を継続しています。
汚染水の漏えいリスクを低減するため、汚染水の移送、水処理、原子炉注水を行う循環ループのうち、淡水化(RO)装置を4号機タービン建屋に設置し、2016年10月7日より運転を開始しました。
これにより、循環ループの屋外移送配管は、約3kmから約0.8kmに縮小し、屋外移送配管からの汚染水の漏えいリスクが低減しました。
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