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実施作業と計画

廃炉に向けた中長期ロードマップ

2017年9月26日 廃炉への工程表である中長期ロードマップの見直しを行いました。

廃炉に向けた中長期ロードマップ

第2期の主な取り組みについて

スピード重視から、リスク低減重視へ

改訂以前は、ともすると迅速さを特に重視した工程を設定してきましたが、結果的に作業現場に負担をかけたり、新たな事象が判明するたびに工程の変更を招いてきました。
今後は、長期的に各リスクが確実に下がるよう図った上で、優先順位を付けて、安全に作業を進め、対応してまいります。

リスクの起源に応じた優先付け

リスクの起源となり得る放射性物質について、それぞれの現状を踏まえ、以下のような3つの大きな基本分類に基づき、優先順位を付けて、最適な対策を実施いたします。

相対的にリスクが高く優先順位が高いもの
高濃度汚染水や水素爆発等による影響を受けた建屋内の使用済燃料プール内の燃料が該当。
拙速に対処した場合にかえってリスクを増加させる得るもの
燃料デブリが該当。
将来的にもリスクが大きくなるとは考えにくいが、廃炉工程において適切に対処すべきもの
固体廃棄物や水処理二次廃棄物が該当。

その他の実施作業

  • 原子炉の安定化
  • 周辺の放射性物質の分析結果
  • 日々の放射性物質の分析結果


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