【掲載年月日:2021年3月25日】
「福島食材の産地グルメ旅」総集編 後編
おうち時間がアップグレードする福島のお取り寄せ 取材した食材の美味しさをおさらい!
食味ランキングで毎年高評価の福島県産「お米」
――お米編第1話では「農家レストラン 穂多瑠(ほたる)」さんで、会津コシヒカリをいただきました。
お野菜やお米を自ら栽培するなど、食材へのこだわりを感じました。特に印象に残っているのが、ご飯と会津トマトの酢漬けの相性が抜群だったことです。冷たいトマトなのに、温かいご飯とマッチしたのに驚きました。お野菜も立派なメインになるのですよね。
会津コシヒカリと会津の野菜を豪華に揃えた「穂多瑠ランチ」。
――第2話は東京・六本木にある「徳ふくしま」さんでした。
とにかく本当にご飯が美味しくて! 白河産コシヒカリを土鍋で炊いてもらったのですが、取材中にも関わらずお箸が止まらなくて、黙々と食べちゃいました(笑)。トリュフの土鍋ご飯は、おにぎりにしてもらって、お家で食べたのですが、冷めてもとっても美味しかったです。
トリュフの香りが口いっぱいに広がる「トリュフごはん」はぜひ食べてほしい。
――第3話の「カトウファーム」さんでは、福島県オリジナル品種の「天のつぶ」を取材しました。
稲穂が黄金色に輝く田園風景の中での取材でしたが、幼少期の頃を思い出して、何だか懐かしい気持ちになりました。「天のつぶ」は粒がしっかりしていて、硬めのご飯が好きな人に向いていると思います。コシヒカリとはまた違う食味なので、それぞれに美味しさがあるのだなと感じました。今後もどんなオリジナル品種が出るのか楽しみです。
「天のつぶ」の稲穂。
――第4話では創業250年という歴史ある割烹料亭「正月荘」さんに伺いました。
いわきでは新鮮なさんまが手に入ることから、よくお刺身で食べる習慣があるのですが、この時も「さんまのお造り」を、いわき産コシヒカリと一緒にいただきました。ニンニク醤油でいただくさんまがご飯と合います。さんまの季節になったら、いわきでさんまのお刺身を絶対食べて欲しいです!
地元・いわきの生産者から直接取り寄せるいわき産コシヒカリ。
――最後に「福島食材の産地グルメ旅」を通して、福島食材に対にする想いは変わりましたか?
出身ということもあり元々福島びいきはしていたのですが(笑)、東京にいてもスーパーで福島の食材を選ぼうという意識がさらに高くなりました。この取材を通して、福島食材の美味しい理由が分かりましたからね。しかもお肉に果物、お米にお魚と何でもある! 福島は食材の宝庫ですよね。福島県民の食材に対する強い想いと自信は、食材の良さを知っているからこそなんだと思います。私はこれからも、福島の食材をチェックしていきますよ!