2023年3月30日
東京電力ホールディングス株式会社
東京電力エナジーパートナー株式会社

　東京電力エナジーパートナー（以下、「東電EP」）は、本年1月、お客さまへの安定的な電力供給を継続するため、経済産業大臣へ規制料金値上げを申請しております（2023年1月23日お知らせ済み）。
　その後、本年3月22日に経済産業大臣より、直近の燃料価格、卸電力市場価格等を踏まえて原価等の再算定を行うことについて要請をいただいております。また、1月23日に特定小売供給約款（以下、「規制料金」）を変更認可申請させていただいた時点に比べ、足元では燃料価格や卸電力市場価格が下落傾向にあり、これらの市況を適切に反映するため、東電EPは、規制料金について、燃料価格、卸電力市場価格の前提を見直したうえで原価等の再算定を実施し、本日、経済産業大臣へ提出いたしました。

＜再算定の内容＞

• ※ 

  燃料価格について、直近の燃料価格実績（2022年11月～2023年1月の平均値）を原価に反映するとともに、燃料費調整諸元を修正。また、市場価格についても直近（2023年2月）の先物価格実績を原価に反映。

　見直し内容や実施時期等の詳細については、国の審査等を経た後に経済産業大臣の認可を受けて決定されることになりますが、引き続き、国の審査に真摯に対応してまいります。

　当社グループは、引き続き徹底した経営効率化に取り組み、電力を安定的にお届けするとともに、省エネ・節電等のサポートを通じて、お客さまのご負担軽減に向け取り組みをさらに充実してまいります。

以　上

＜参考＞
（1）原価算定の前提諸元

• ※ 

  為替レート、原油CIF、LNGCIF、石炭CIF及び基準燃料価格は、貿易統計価格（2022年11月～2023年1月の平均値）を参照（1月23日申請値は2022年8～10月の平均値）

• ※ 

  市場価格は、2023年2月の先物価格を参照（1月23日申請値は2022年10月の先物価格）

（2）規制部門の料金原価等

（税抜）