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1.なぜ節電になるの?

昼間の窓からの明かりなどで十分な採光がとれるときや、使用頻度が低い場所などでの、照明器具の間引き点灯や消灯をおこなうことが、節電につながることは容易にわかりますが、それとともに、消灯をすることで冷房用の消費電力軽減にもつながります。
また、省電力型の蛍光管やLED照明器具など、従来の管球や照明器具に比べ、効率が高いものに交換することによって、消費電力を抑えることができます。

2.どうやってやるの?

壁スイッチによる消灯、照明分電盤内の照明回路毎の間引き消灯、照明器具の交換、センサーやタイマーが既に組み込まれている器具などの場合には、それらの調整など、があります。また、日中の窓際からの採光に応じての消灯や、天井照明は全て消灯するものの机上用の個別照明は点灯する方法(タスク・アンビエント照明)などで、照明に関する節電が実施できます。

3.注意することは?

照明器具の管球の間引きによっても節電にはつながりますが、器具によっては電流値が高くなり器具そのものや、照明の配線に悪影響を及ぼす可能性がありますので、管球を取り外すことによる間引きについては、お勧めできません。管球の間引きを実施される場合には、事前に、お使いの照明器具のメーカー、型番を確認していただき、メーカーへお問い合わせをするようにして下さい。
また、LED型ランプについても現在の照明器具と適合するかどうかについては、管球メーカー、照明器具メーカーへの問い合わせなどによる確認をお勧めします。
照度については、労働安全衛生法では、通常作業で150Lxという規定がありますが、部屋や場所に応じて過度に暗くならないような配慮をしてください。

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