株式会社Shizen Connectとの蓄電池の低圧機器制御型DRの実証実施について
2023年12月5日
東京電力エナジーパートナー株式会社
当社は、VPP※1プラットフォームの開発を主力事業とする株式会社Shizen Connectと、同社のエネルギー管理システム「Shizen Connect」を活用した機器制御型デマンドレスポンス※2(以下、「DR」)の実証を、2024年2月から開始する予定です。
本実証は、当社の電力調達コストが削減可能となる時間帯や電力需給ひっ迫時等を想定し、モニター※3のご家庭に設置されている蓄電池の充放電について、蓄電池メーカーを通じて遠隔制御することにより、調整力の創出可能性を検証するものです。
本実証により、電力調達コストの削減効果等の経済性ならびに遠隔制御に対する蓄電池の追従性等、技術性の検証を行い、来年度以降の家庭向けDRサービスの提供に向けた検討を進め、2050年のカーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。
■実証概要
目的 | エネルギー管理システム「Shizen Connect」を活用した家庭用蓄電池の充放電を遠隔制御する機器制御型DRの実証により、経済性と技術性の両面において、2024年度以降のサービス導入可能性を検証 |
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期間 | 2024年2月(現時点で実証期間の詳細は未定) |
モニター | 下記、対象メーカーの蓄電池を設置のご家庭 |
対象蓄電池メーカー | ・オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社 ・スマートソーラー株式会社 ・ニチコン株式会社 等 |
■本実証のイメージ図
以 上
- ※1
Virtual Power Plant(仮想発電所)の略称。複数の分散型エネルギーリソースに、ICTを活用することで、ひとつの発電所のように統合・制御し、電力の需給バランスを調整する仕組み。
- ※2
需要家側エネルギーリソースの保有者もしくは第三者が、そのエネルギーリソースを制御することで、電力需要パターンを変化させること。
- ※3
対象者等、選定検討中。
【株式会社Shizen Connectについて】
会社名:株式会社Shizen Connect
本社所在地:東京都文京区本郷5-33-10 いちご本郷ビル3F
設立:2023年10月2日
株主構成:自然電力株式会社100%
代表者:代表取締役 松村 宗和
事業内容:VPPプラットフォーム事業、エネルギー管理サービス事業、IoT機器販売事業 など
URL:https://se-digital.net