電気に関する用語集
半導体とは、電気を良く通す金属などの「導体」と電気をほとんど通さないゴムなどの「絶縁体」との、中間の性質を持つシリコンなどの物質や材料のことです。ただし、このような半導体を材料に用いたトランジスタや集積回路(多数のトランジスタなどを作り込み配線接続した回路)も、慣用的に“半導体”と呼ばれています。半導体は情報の記憶、数値計算や論理演算などの知的な情報処理機能を持っており、電子機器や装置の頭脳部分として中心的役割を果たしています。
N型シリコン半導体とは、太陽光を浴びることにより「マイナス(陰極)」の電気を帯びやすい性質をもつ、シリコン半導体のことです。「プラス(陽極)」の電気を帯びやすいP型シリコン半導体と張り合わせて、接合面に太陽光を照らすことで、プラスとマイナスの電力が生じて“乾電池”のような状態をつくりあげます。
P型シリコン半導体とは、太陽光を浴びることにより「プラス(陽極)」の電気を帯びやすい性質をもつ、シリコン半導体のことです。「マイナス(陰極)」の電気を帯びやすいN型シリコン半導体と張り合わせて、接合面に太陽光を照らすことで、プラスとマイナスの電力が生じて“乾電池”のような状態をつくりあげます。