原料費調整制度について
原料費調整制度とは
ガスの原料(LNG〔液化天然ガス〕・LPG〔液化石油ガス〕)の価格変動をガス料金に迅速に反映させるため、その変動に応じて、毎月自動的にガス料金を調整する制度です。
最新および過去分の単価はこちらをご覧ください。
原料費調整制度のしくみ
- ■ LNG・LPGそれぞれの3か月間の貿易統計価格にもとづき、毎月平均原料価格を算定します。
- ■ 算定された平均原料価格(実績)と、基準原料価格との比較による差分にもとづき、原料費調整単価を算定し、ガス料金に反映します。
原料価格の算定期間とガス料金への反映時期
原料費調整額の算定方法
各月の原料費調整単価に使用量を乗じて算定します。原料価格が上昇した場合は原料費調整額を加算し、原料価格が低下した場合は原料費調整額を差し引き、ガス料金を算定します。
調整単価の算定方法
❶ 平均原料価格を算定
原料であるLNGとLPGの平均原料価格を算定します。
※10円未満は四捨五入します。
❷ 平均原料価格の変動額を算定
平均原料価格と基準となる原料価格(基準原料価格)との変動額を算定します。
平均原料価格が基準原料価格を上回る場合はプラス調整を、下回る場合はマイナス調整を行います。
❸ 原料費調整単価を算定
【 プラス調整 】 平均原料価格が57,250円を上回った場合
【 マイナス調整 】 平均原料価格が57,250円を下回った場合
※原料費調整単価の単位は、1銭とし、その端数は、プラス調整の場合は切り捨て、マイナス調整の場合は切り上げます。
各種係数
- LNG構成比率
- 0.9479
- LPG構成比率
- 0.0546
- 基準原料価格
- 57,250円/トン
- 基準単価
- 0.081円※/m3
※変動額 100 円につき