1) 中長期計画
今後、福島第一原子力発電所1号機から4号機については、冷温停止状態を維持しながら、廃止措置等に向けた取り組みを実施していきます。当社は平成23年12月下旬、廃止措置等までの中長期的な計画を政府とともにとりまとめました。
その中では、廃止措置等までのスケジュールとして3つの段階をお示ししています。
第1期では、今後2年以内を目標に使用済燃料プールの燃料取り出しを開始する予定です。
第2期では、10年以内を目標に燃料デブリ(燃料と被覆管等が溶融し再固化したもの)の取り出しを開始する予定です。
第3期は、その後燃料デブリを全て取り出し終わり、放射性廃棄物の処理・処分が終了するまでの期間で、30~40年後を目標にしています。