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Question

「使用済燃料」はどうやって取り出すのか?

  • プール燃料取り出し
  • テクノロジー

Answer

使用済燃料プールからの燃料取り出し作業の手順は、以下の通りとなります。
①使用済燃料プールに保管している燃料を、燃料取扱機を用いて、水中で一体ずつ輸送容器(キャスク)へ移動する。 ②水中でキャスクの蓋を閉め、キャスク表面を洗浄した後、クレーンを使って地上階まで吊り下ろし、トレーラーに載せる。③構内にある共用プールへキャスクを輸送する。 ④キャスク内の燃料を水中で取り出し、共用プールで保管する。
福島第一原子力発電所の4号機は、2014年12月に全ての燃料取り出しが完了し、また、3号機も2021年2月に取り出しが完了しました。
現在は、1,2,5,6号機で燃料を使用済燃料プールに保管しており、将来の燃料取り出しに向けた準備を進めています。

①使用済み燃料プールの燃料ラック内に保管されている
燃料を、燃料取扱機を用いて、水中で一体ずつ輸送容器(キャスク)へ移動させる。
②キャスクの蓋を閉め、洗浄した後、クレーンを使って地下階まで吊り下ろし、トレーラーに載せる。
③構内にある共用プールへ輸送する。
④キャスク内の燃料を共用プールで保管する。

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