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私が、お応えします。
福島第一廃炉推進カンパニー
福島第一原子力発電所 建築部
建築第二グループマネージャー
都留 昭彦

廃炉の「今」と「これから」1号機原子炉建屋カバー解体

はじめに

Q.1号機はなぜカバーで覆われていたの?

A.福島第一原子力発電所では、1号機、3号機、4号機の原子炉建屋が水素爆発により破損しました。事故当時は今より放射線量が高かったので、放射性物質の飛散を抑制するため、2011年10月に1号機の原子炉建屋全体をカバーで覆いました。

Q.なぜ覆った建屋カバーを解体しているの?

A.燃料を取り出すためです。1号機では、原子炉建屋全体を覆うカバーを解体し、原子炉建屋上部に積み重なったガレキを取り除かなければ、使用済み燃料プール内の燃料の取り出しができません。
燃料の取り出しは、発電所や周辺地域への放射性物質の放出リスクを低減するための重要な作業です。

Q.建屋カバーを解体する方法は?

A.原子炉建屋カバーは、屋根パネル、壁パネル、梁・柱で構成されています。
原子炉建屋の近くは放射線量が高いため、作業員が直接これらを取り外すことはできませんでした。このため、屋根パネル、壁パネルを大型クレーンに吊るした解体用装置を使い、遠隔操作で取り外し、解体しました。1号機原子炉建屋カバー解体

2017年3月現在



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