廃炉作業にあたる多くの作業員や社員の安全確保を大前提に、除染等による被ばく線量の低減や、防護装備の簡素化による作業負荷の軽減など、効率的に作業ができる環境へ改善します。また、彼らの心身の安定をサポートする施設の充実にも取り組みます。
中長期に及ぶ廃炉プロジェクトには、多くの作業員が携わることになります。作業員の安全確保とより良い労働環境の整備は、廃炉プロジェクトの成功に不可欠なものであると私たちは信じています。そして、彼らの協力と共に、現場作業の加速化・信頼性向上を進めていきます。
作業員の方に安心して働いていただける環境づくりに取り組んでいくとともに、
できる限り被ばく線量の低減を目指し、引き続き管理してまいります。
福島第一における作業員の被ばく線量については、毎月評価を行い、厚生労働省へ報告しております。
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*法令で定められている被ばく線量限度は100mSv/5年・50mSv/年であり、100mSv/5年を1年毎に平均化すると20mSv/年となり、月平均だと1.67mSv/月となります。
(注)APD値の積算値の積算型線量計による月間線量値への置き換えや、積算型線量計のみの着用者(例:免震棟のみの作業者)の値の反映等により線量・人数が変動することがある。
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