今が食べごろ!お買い時!ふくしまの桃【第二話】 桃の新しい魅力を味わって!小田急百貨店新宿店:販売促進担当 吉永明洋氏 / 美濃吉:料理長 平野浩一氏

【掲載年月日:2019年7月31日】

前菜からスイーツまで、新たな桃の魅力を発見できるグルメをお届けします!

7/31(水)から小田急百貨店新宿店で開催される、福島の桃を使ったデパ地下グルメイベントを企画から担当した吉永さんと、京懐石老舗の技でつくり出された新しい桃のお惣菜を提供してくれる平野さん。
『新しいおいしさに挑戦するチャンス』として、福島の桃に触発されたプロの思いを語っていただきました。

旬の桃でデパ地下グルメイベントを開催しよう!

「夏が旬で果肉がやわらかくてしっかりとした甘みがある。お取引している青果さんからも、今がおいしいとすめられましたし、東京では桃というと他の産地のイメージが強かったので、夏のイベントの新しい切り口として、福島の桃は面白いと思いました」

日本最大の乗降客を誇る新宿駅で多くの人、特に夏休み中のお子さんたちにも喜んでもらえるグルメイベントのテーマとして、福島の桃に目をつけたのだと語る吉永さん。
「糖度が高く、甘みと酸味のバランスが絶妙でジューシーな福島の桃は、いろいろ工夫できる可能性を感じました。そこで当店に入っている名店の皆さんに声をかけて、新商品を開発していただきました」

京懐石の名店が桃にチャレンジ!

「桃がスイーツに使われるのはある程度想像できましたが、スープやグリルにするというのは意外でした。お店の特徴も生かし、桃の知らなかった良さも引き出していただきました」
吉永さんを驚かせたのは、今回のイベントに出品する京懐石 美濃吉の平野さん。

「桃を料理メニューで扱うのは初めて。店の企画では絶対にやらない食材なので。どんな商品になるかワクワクしました」
桃を使って和食の店らしく、味や料理の色合いに和の特徴が出せるように考えたのだとか。
「夏ですし、冷たいものを作りたい。冷製のスープが面白いかなと思いました。」
桃に豆乳と生クリームでつくったスープ。
もちろん、普段はやったことはないそうです。
「上に粉山椒をかけて、美濃吉らしさを出しました」

「もう一つは、合鴨と桃のグリル。山椒・わさびソースをかけて」
合鴨は、ローストビーフのように外は焼き色がしっかり、中はピンク色。
桃は、合鴨を焼いて出た油で軽くソテー。
鴨肉とフルーツは相性がいいし、夏らしいということでチャレンジしてみたという平野さん。
「今までのお客さまも、新しいお客さまも、目に留めていただけると嬉しいですね」

旬の長い福島の桃を楽しもう!

「福島の桃は、甘みがあるのが特長で風味もいい。甘い中にも酸味がちゃんとある。これを生かすにはどうする?と考えました」

冷製スープにしたのは、生のままの甘さと風味を楽しめるから。
グリルにしたのは、桃は焼くと甘さが増して、トロッとした食感になるから。
「福島の桃は、旬が異なる種類が次々と出てくるので、長い期間楽しめます。まだまだいろいろ試せるのはうれしいです。皆さんも難しく考えないでサラダでも、パスタでも、挑戦してみてください」
平野さんは目を細めて微笑みました。

もっともっと広めたい、福島の桃!

「美濃吉で2品も作っていただけたのはありがたかった。バリエーションが広がって、多くの方に桃の魅力を伝えられます。今回ご紹介したメニューは、小田急百貨店新宿店で7/31(水)~8/6(火)に開催する「発見!おいしい ふくしまフェア」の中で、期間・数量限定でご提供します。そのほかのグルメや福島県産品の販売など盛りだくさんのイベントもあります。イベントの詳細はこちらをご覧ください。これからも機会があれば、産地応援の意味でも福島の桃のイベントをやっていきたいですね」

そのまま食べてもおいしいけれど、その甘さや食感、風味の良さがまた新たなチャレンジ意欲をかきたててくれるという吉永さんと平野さん。
今までにない福島の桃のおいしさをぜひ味わってほしいと、皆さんの来場を心待ちにされていました。

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