プレスリリース 2011年

3月及び4月の内部被ばく線量「20mSv超50mSv以下」の評価状況等について

                             平成23年8月10日
                             東京電力株式会社

 これまで当社は、福島第一原子力発電所における作業者の被ばく線量について、
  ・内部被ばく線量(一次評価*1および二次評価*2)
  ・外部被ばく線量
の2つに分けて評価を進めてきました。

 その結果は、厚生労働省の報告期限が到来するごとに、順次、以下の事項につい
て中間報告を行い、公表してきました。
 (a) 3月及び4月分の内部被ばく線量の一次評価結果(7,083名)*3 
     (ただし、3月分の52名、4月分の388名は今後の評価予定。)
 (b) (a)のうち、内部被ばく線量と外部被ばく線量を合算した一次評価が、
   250mSvを超える作業者の、内部被ばく線量の二次評価結果(6名)
 (c) (a)のうち、内部被ばく線量の一次評価が50mSvを超える作業者の、内部被ば
   く線量の二次評価結果(95名:上記(b)の6名を含む)
    (平成23年6月13日20日30日7月13日20日お知らせ済み)
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 本日、当社は、以下についてとりまとめ、厚生労働省へ報告しましたので、お知
らせします。

(1)内部被ばく線量「20mSv超50mSv以下」の評価状況(別紙 添付資料1)
  ・一次評価値が「20mSv超50mSv以下」であった作業者は287名でしたが(7月
   29日報告)、二次評価値がその範囲となった作業者は258名でした。
  ・なお、5月分で一次評価を終えた2,721名のうち、20mSv超の範囲となった作
   業者は0名でした。

(2)内部被ばく管理の強化内容等について
  別紙 添付資料3のとおり、報告しました。
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 今後、当社は被ばく管理の強化を図りながら、被ばく線量の評価作業を進めてま
いります。なお、以下の通り、厚生労働省への報告を予定しております。
  ・上記(a)に記した残余の者の内部被ばく線量の一次評価値(8月31日)
  ・6月の作業者の内部被ばく線量一次評価値(8月31日)

                                  以 上

*1 内部被ばく線量の一次評価
  摂取時期に係る詳細な調査が実施できない場合、各作業者が放射性物質の全量
 を作業開始日(当初から従事中の場合は3月12日)の1日間に摂取したとして、
 最も大きくなる仮定のもとで行った暫定的な評価。

*2 内部被ばく線量の二次評価
  一次評価にて20mSvを超えた作業者のみ実施。一次評価に対して、摂取時期を
 各人の行動調査に基づき見直したり、JAEAでの精密測定により再評価した値。

*3 7月29日報告時の3月及び4月分の一次評価済みの人数(3月は3,747名の
  うち、3,695名、4月は3,776名のうち3,388名)。 

<添付資料>・別紙:福島第一原子力発電所における内部被ばく管理の強化等について
                                                              (PDF 10.5KB)
・参考資料1:福島第一原子力発電所における緊急作業に従事した作業者の線量評
         価状況について(PDF 15.7KB)
・参考資料2:被ばく線量の分布等について (PDF 69.9KB)
・参考資料3:福島第一原子力発電所における被ばく管理の強化等について
                                              (PDF 16.4KB)




	

	



			
			
		

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