プレスリリース 2011年

福島第一原子力発電所緊急時作業に伴う作業者の被ばく線量の評価状況について(続報4)

                             平成23年7月13日
                             東京電力株式会社

 当社は、福島第一原子力発電所における緊急時作業に従事する作業者について、
外部被ばく線量及び内部被ばく線量を測定により評価する作業を順次実施してきて
おります。

 平成23年3月末までに緊急時作業に従事した作業者の外部被ばく線量の評価結果
及び、同作業者のうちで5月末日までにホールボディカウンタ(以下、WBCという。)
による測定を実施した作業者についての内部被ばく線量に係る一次評価結果*1が
まとまったものについて、平成23年6月13日、厚生労働省に報告しました。
                     (平成23年6月13日お知らせ済み)

 また、同作業者のうちで6月18日までにWBCによる測定を実施した作業者につい
ての内部被ばく線量に係る一次評価結果についてとりまとめ、平成23年6月20日、
厚生労働省に報告しました。
                     (平成23年6月20日お知らせ済み)

 その後、平成23年4月に新たに緊急時作業に従事した作業者の外部被ばく線量の
評価結果及び、同作業者のうちで6月25日までにWBCによる測定を実施した作業者
についての内部被ばく線量に係る評価結果について、平成23年6月30日、厚生労働
省に報告しました。
                     (平成23年6月30日お知らせ済み)

 本日、当社は、福島第一原子力発電所における緊急時作業に従事する作業者の被
ばく線量の評価について、以下についてとりまとめ、別紙のとおり、厚生労働省に
報告しましたので、お知らせします。

1.内部被ばく線量に係る一次評価結果が100mSvを超える作業者の内部被ばく線量
  の確定結果
2.内部被ばく測定対象者の特定作業の進捗状況
3.平成23年4月に新たに緊急時作業に従事した作業者の、外部被ばく線量の評価
  結果及び、内部被ばく線量に係る一次評価結果
4.平成23年5月に緊急時作業に従事しはじめた作業者の外部被ばく線量の評価結
  果
5.適切な放射線作業届の作成、内部審査及び迅速な提出を実施する体制

 今後、外部被ばく線量及び内部被ばく線量を測定により評価する作業を、引き続
き実施するとともに、適切な放射線作業届の作成、内部審査及び迅速な提出に努め
てまいります。

                                  以 上

*1 内部被ばく線量に係る一次評価
  摂取時期に係る詳細な調査が実施できない場合、各作業者が放射性物質の全量
 を作業開始日(当初から従事中の場合は3月12日)の1日間に摂取したとして、
 最も大きくなる仮定のもとで行った暫定的な評価。

<別紙>
 福島第一原子力発電所の緊急作業に従事した作業者の線量評価状況について
                             (PDF 139KB)




	

	



			
			
		

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