プレスリリース 2011年

福島第一原子力発電所緊急作業に伴う作業者の被ばく線量の評価状況について

                             平成23年6月13日
                             東京電力株式会社

 当社は、福島第一原子力発電所における緊急作業に従事する作業者について、外
部被ばく線量及び内部被ばく線量を測定により評価する作業を順次実施してきてお
ります。
 平成23年3月末までに緊急作業に従事した作業者の外部被ばく線量の評価結果及
び、同作業者のうちで5月末日までにホールボディカウンタ(以下、WBCという。)
による測定を実施した作業者についての内部被ばく線量に係る一次評価結果※1が
まとまったものについて、本日、別紙の通り厚生労働省に報告しましたので、お知
らせいたします。

 今後、一次評価で有意な値※2を示した作業者については、ヒアリング調査等に
基づき特定した摂取日を用いて再評価を行います。また、一次評価の値が比較的高
い作業者については、独立行政法人日本原子力研究開発機構殿にご協力をいただき、
より詳細なWBC測定も実施することとしています。

                                  以 上

※1内部被ばく線量に係る一次評価
  摂取時期に係る調査結果による正式な評価に先立ち、各作業者が放射性物質の
 全量を作業開始日(当初から従事中の場合は3月12日)の1日間に摂取したとし
 て、最も大きくなる仮定のもとで行った暫定的な評価。
※2有意な値
  記録レベルに相当する2mSvを目安とする。

<別紙>
・福島第一原子力発電所緊急作業に伴う作業者の被ばく線量について(PDF 83.1KB)
添付資料
・外部被ばく線量・内部被ばく線量(一次評価)の分布等(PDF 91.4KB)



	

	



			
			
		

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