3月および4月の内部被ばく線量一次評価(残余の者)の一次評価状況等について
平成23年7月29日
東京電力株式会社
これまで当社は、福島第一原子力発電所における作業者の被ばく線量について、
・内部被ばく線量の一次評価*1および二次評価*2(より精密な二次評価は
一次評価にて20mSvを超えた者のみ実施)
・外部被ばく線量
の2つに分けて順次評価を進めてきました。
その結果は、厚生労働省の報告期限が到来するごとに、順次、中間報告を行い、
公表してきております。
(平成23年6月13日、20日、30日、7月13日、20日お知らせ済み)
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本日、当社は以下の2点をとりまとめ、別紙のとおり、厚生労働省へ報告しまし
たので、お知らせします。
(1)3月および4月の内部被ばく線量の残余の者の一次評価値
・一次評価が終了していなかった作業者は、7月13日報告時点の1,546名から440
名となりました。
・今回一次評価を終えた作業者の結果は以下の通りです。
100mSv超の者 :1名(112.5mSv)
50mSv超100mSv以下の者 :15名
20mSv超50mSv以下の者 :17名
(2)6月の新規入域者の外部被ばく線量評価値
6月に新たに従事した作業者の人数は2,308名であり、外部被ばく線量の最大
値は38.66mSvでした。
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なお、今後以下の通り、厚生労働省への報告を予定しております。
・5月の作業者の内部被ばく線量一次評価値(8月10日)
・これにより新たに判明した者を含む「20mSv超50mSv以下」の二次評価値
(8月10日)
・本日報告時点で一次評価が終わっていない3月および4月の内部被ばく線量の
残余の者の一次評価値(8月10日)
以 上
*1 内部被ばく線量の一次評価
摂取時期に係る詳細な調査が実施できない場合、各作業者が放射性物質の全量
を作業開始日(当初から従事中の場合は3月12日)の1日間に摂取したとして、
最も大きくなる仮定のもとで行った暫定的な評価。
*2 内部被ばく線量の二次評価
一次評価に対して、摂取時期を各人の行動調査に基づき見直したり、JAEAでの
精密測定により再評価した値。
<別紙>
福島第一原子力発電所における内部被ばく管理の強化等について(PDF 75.0KB)
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