LINEとの連けいでなにが変わる?

2018/04/20

この春から、LINEと連けいした新サービスをスタートした東京電力エナジーパートナー。気になるその内容は? 特徴は? メリットは? 担当社員が、タッグを組むLINE社のご担当者とのお話も交えながら、その詳細と新しいサービスに込めた思いを語ります。

東京電力エナジーパートナー株式会社 リビング事業本部
Webサービスグループ

肥沼 信吾

2006年4月入社。神奈川支店、本店販売営業本部等でオール電化の営業を担当。2014年7月から電力の小売全面自由化に向けた制度設計に携わる。社外派遣の後、2016年12月から現職。

東京電力エナジーパートナーが、LINEにアカウントを開設!

LINEユーザーのみなさんのなかには、LINEを友だち同士のコミュニケーションに利用するだけでなく、企業のアカウントを友だち登録し、便利な情報や気になるコンテンツ、PRなどを受け取っている方も多くいらっしゃると思います。
遅ればせながら、私たち東京電力エナジーパートナーも3月1日に公式アカウントを開設いたしました。と言っても、私たちがLINEを通じてみなさまにお届けしたいのは、広告配信だけではありません。それが、この度LINE社とタッグを組んでスタートした新サービスです。

これまでは、お客さまが電気の使用量や料金を知りたい場合、紙の検針票や登録しているWEBサイトからご確認いただいていました。これからは対象の料金プランをご契約の方については、LINEを利用することで、電気使用量や料金をボタンひとつで確認できるようになります。
ご利用にあたっては、電力全面自由化以降の料金プランへのご加入、「くらしTEPCO」へのご登録、LINEとの連けいが必要なので、はじめは少しお手を煩わせてしまうかもしれませんが、それさえ済めば、あとは簡単に電気料金などの最新情報を確認することができ、検針票のペーパーレス化やID・パスワードの入力などの手間を省くこともできます。

また、5月からは、「通知メッセージ」の配信を開始する予定です。これは、LINEユーザーのみなさんにとって重要で必要性の高い、公共料金などのメッセージだけが限定的に届く、LINEの新しい機能です。「通知メッセージ」は、LINEに登録されている電話番号と、企業に登録されている電話番号をマッチングさせることで配信が可能になりますが、もちろん、メッセージを受け取らない設定にすることもできます。

今後は、このLINEと連けいした新しいサービスを活用し、電気に関することだけでなく、暮らしに役立つさまざまなサービスのご提供も進めていく予定です。
そのいち担当として、私は今、ワクワクしています。これからは、ひとりでも多くのお客さまとつながるのが楽しみですし、お客さまのメリットを第一に考えながら、豊かで便利な暮らしのお手伝いができるよう、全力で取り組んでいきたいと思います。

新サービスでタッグを組む、LINE社のご担当者に聞きました

肥沼「武藤さん、今日は当社のWEB広報誌である『東京電力報』にご出演いただきありがとうございます。この機会に、私たちが一緒に取り組んでいる新サービスについて多くの方に知っていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。さっそくですが、LINEさんが打ち出した新サービスのアライアンス企業に、当社を選んでくださったのはどうしてなんですか?」
武藤「新しい機能である『通知メッセージ』は、広告を除く、重要性や必要性の高いメッセージを企業からユーザーへ、友だち登録がなくても通知することができるサービスです。メッセージの内容を公共性が高く、ユーザーにとってメリットのある内容に限定すると同時に、メッセージを配信する企業自体も、ユーザーにとって安心感のある企業でなければなりません。そうしたことを考えて、日本を代表するインフラ企業である東京電力さんに、ぜひ参画していただきたいと思ったんです」
肥沼「LINEさんのご提案は、当社にとってもお客さまの利便性向上につながる取り組みでしたから、担当役員である田村常務も即断し、すぐにやりましょうということになりました。最初にご提案いただいたのが昨年の夏で、直後に専門チームができて、私も武藤さんと一緒にすぐに動き出しましたから、すごくスピーディーでしたね」
武藤「東京電力さんは巨大企業という印象だったので、そのイメージとは全く違うスピード感のある意志決定や、プロジェクト推進の早さには驚きました。もう少し多くのステップが必要かと思っていたのに、肥沼さんのご対応も素早くて本当に助かっています」
肥沼「それは、独創的で勢いのあるLINEさんに背中を押していただいているからです。たとえば、緑があり、あちこちにキャラクターがいたりする開放感あふれたLINEさんのオフィスでは、打ち合わせもすごくはかどりますね。そんなことも、大いに私たちの刺激になっています」
武藤「そう言っていただけるとたいへんうれしいです。でも、私と肥沼さんの打合わせは、実は意外とアナログじゃないですか。調整が必要な案件などは、毎日のように電話でがんがん話していますよね」
肥沼「そう言えばそうですね。ホワイトボードに手書きで書いたりしながら打合わせすることも多いですしね。でも、直接会ったり、話したりすることで、お互いに本音をぶつけて議論できますから、かえってよかったと思います」
武藤「そうですね。そのおかげで、メッセージの文案など、調整が難しくハードルの高い課題もクリアしましたし、3月1日には、無事にこの新サービスの記者発表をすることができました」
肥沼「記者発表の様子は、テレビのニュースでも数多く取り上げられましたし、反響が大きくてうれしかったですね。とはいえ、今はまだ公式アカウントを開設してスタートラインに立ったところですから、これからが本番です。次のステップでは、WEBサイトでしか見られない毎月の電気料金のグラフなども、LINE上で確認できるようにしたいですし、電気だけでなく、暮らしに関わるすべてにおいて、お客さまに役立つサービスの展開を考えていきたいと思います」
武藤「私たちも、まずは5月からスタートする東京電力さんの『通知メッセージ』に対するユーザーの反応や動向を注視しながら、東京電力さんとともにさらに利便性の高いユーザーサービスを提供し、ユーザー認知と利用拡大をはかっていきたいと思います。将来的には、ユーザーが電気料金のプラン変更などをチャットで問いかけたときに、AIが最適なプランを応えたり、LINEが提供するスマートスピーカーに話しかけて相談できるようなサービス展開も考えられると思います」
肥沼「LINEさんとの連けいで、未来型のサービスもいろいろ考えていけそうですね。私たちは、この新サービスを通じて多くのお客さまとの絆を深め、長く続く信頼関係を築いていきたいですし、同じように、LINEさんとも強力なタッグを組んで、今以上の相乗効果を目指したいと思いますから、今後ともどうぞよろしくお願いいたします」
武藤「私たちも、ユーザーから『便利なLINEアカウントといえば東電だね』と言っていただけるよう、肥沼さんたちと一緒に東京電力さんの企業アカウントを育てていきたいと思いますので、こちらこそ末永くよろしくお願いいたします」

武藤 ウォーレン道夫さん
LINE株式会社
LINE Ad Businessセンター AD事業室 AD事業戦略チーム

お客さま第一主義を貫き、選んでいただける企業に

東京電力エナジーパートナーは、電力全面自由化後の小売りを担当する、東京電力グループの事業会社です。そのなかで、私が所属するリビング事業本部Webサービスグループでは、他社とのアライアンスなどを積極的に進めながら、電力・ガス販売の枠を越え、暮らしに役立つ多彩な商品やサービスをご提供し、お客さまとのよりよい関係の構築を目指しています。こうしたいわばマーケティングの業務は、私が学生時代から興味を持って学び、ずっとやりたいと思っていた仕事です。入社試験の面接では、「自由化に向けて、東京電力で、電気という差別化が難しい商品の販売にあえて挑戦したい」と、一生懸命訴えたことを今でもよく覚えています。
入社後は、長く営業畑を歩むことになりましたが、その過程で多くのお客さまと接し、直接ご意見やご要望をうかがえたことは、現在の業務にも通じることであり、たいへん貴重な経験でした。

そして今現在も、やりがいのある日々ですが、それと同時に、新しい価値を創造し、お客さまに最高の満足をお届けしなければならないという、大きな責任も感じています。それを果たすのは簡単なことではありませんが、だからこそ、常にお客さま第一主義を貫き、仲間たちやアライアンス企業の方々にも助けていただきながら、東京電力エナジーパートナーがお客さまから信頼され、選んでいただける企業になれるよう、日々の業務に邁進していきたいと思います。

関連情報

  • 「LINEはじめました!」

    「くらしTEPCO」と連けいすると、電気料金・電気使用量の実績をLINEでも確認できます。

  • 「くらしTEPCO」

    あなたの暮らしをサポートする東京電力エナジーパートナーの新サービスです。

  • 「くらしサポートサービス」

    毎日を、もっと安心に、もっと快適に、もっと楽しく。家族の暮らしを支える、さまざまなサービスで、暮らしをサポ-とします。

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