日本全国がサービス対象!月々100円からの料金で安心をお届けする『住宅設備・家電修理サービス』は、2つの企業が力を合わせて開発した新しいサービスです
2017/08/25
東京電力エナジーパートナーの「くらしサポートサービス」では、お客さまのくらしをより安心に、快適にサポートするためのさまざまなサービスをご提供しています。5月9日からはじまった「住宅設備・家電修理サービス」もそのひとつ。三井住友海上火災保険と東京電力の連携により実現した、月々100円からの料金で住宅設備や家電製品の修理が無料で受けられるという画期的なサービスです。今回は、両社の担当者が、思いを込めて作り上げたこのサービスについて語りました。
三井住友海上火災保険株式会社
総合営業第三部 次長 兼 第一課長
越智 貴之
1996年入社。人事部で新卒の採用に携わった後、1998年から生活協同組合や学校法人などの営業を担当。2008年から人事部企画チームで人事制度などの企画・立案を担当し、2016年4月から現職。
三井住友海上火災保険株式会社
総合営業第三部 第一課 主任
吉田 陽子
1996年入社。法人営業第一部で主に職域マーケットを担当。その後、不動産会社や大手電機メーカーの営業担当を経て、2014年4月から現職。2016年2月より東京電力とのアライアンスによる新サービス構築を担当。
東京電力エナジーパートナー株式会社
リビング事業本部 事業開発グループ 課長
長島 健太郎
2000年入社。銀座支店、東京カスタマーセンターに勤務後、東京電力ショールームでオール電化機器や家電製品に関するご提案や情報誌の制作を担当。2015年8月から「住宅設備・家電修理サービス」の立ち上げに携わり、現在も引き続き同サービスの構築・運営を担当。
東京電力エナジーパートナー株式会社
リビング事業本部 事業開発グループ 課長代理
川上 直子
住宅メーカーに勤務後、2006年入社。オール電化営業部門で新築マンションのエコキュート普及促進に携わる。2011年から営業部広報チームでお客さま向けリーフレットやホームページの制作を担当し、2016年4月から現職。現在は「住宅設備・家電修理サービス」の構築・運営を担当。
自信をもっておすすめする「住宅設備・家電修理サービス」のメリットとは?
長島「今回は、三井住友海上火災の越智さん、吉田さんにもご出演いただき、『東京電力報』で、両社が連携して取り組んだ『住宅設備・家電修理サービス』をご紹介することができ、大変うれしく思っております。どうぞよろしくお願いいたします。はじめに私から、このサービスの内容についてご説明いたします。『住宅設備・家電修理サービス』は、東京電力との電気契約の有無に関わらず、東京電力のWEBサイト「くらしサポートサービス」を通じて日本全国のお客さまにご加入いただけるサービスです。月々250円のお支払いで、調理コンロ・給湯器・エアコン・冷蔵庫・洗濯機が故障した場合、設置・購入から10年以内の機器・製品であれば無料で修理を受けられます。対象機器を調理コンロ・給湯器の住宅設備機器に絞った月々100円のサービス、エアコン・冷蔵庫・洗濯機の家電製品に絞った月々200円のサービスも別途ご用意しています。実は当社には以前から、「住宅設備機器や家電製品が壊れた際に、東京電力では修理してくれないの?」といったお客さまの声が多く寄せられており、そのご要望にぜひお応えしたいと思い生まれたのが、この『住宅設備・家電修理サービス』です」
川上「給湯器や冷蔵庫など、くらしの必需品が故障してしまった場合、すぐに修理が必要なのに、高額な修理代がかかりますと言われてしまうと、誰もが途方に暮れてしまいます。そんなくらしのお困りごとを解決するのが『住宅設備・家電修理サービス』です。ご使用の対象機器や製品であれば、最大50万円まで修理費用の自己負担はありません。ご加入期間は何回でも何台でも修理を受けられるのも安心なポイントです。なくてはならない大切な住宅設備や家電製品を安心してお使いいただくために、損害保険会社さんとともに作り上げた『住宅設備・家電修理サービス』は、私たちが自信を持っておすすめできるサービスです」
越智「多くの損害保険商品は、事故や故障などのアクシデントがあった場合に保険金をお支払いするのが一般的です。しかし、今回、東京電力さんとともに取り組んだ『住宅設備・家電修理サービス』は、保険金をお支払いするのではなく、修理というサービスをご提供するというのが特長で、損害保険会社にとっても画期的な保険商品です。くらしに欠かせない住宅設備や家電製品ですから、故障した際は専用の修理受付センターで修理を承り、すみやかにメーカーの修理担当者が伺い、出張費だけでなく部品代や工事費等についてもお客さまの自己負担がないというのは、大きな安心につながると思います」
吉田「住宅設備や家電製品のメーカー保証期間はほとんどが購入後1年で、それ以降の修理保証が必要な場合は、購入時に判断して延長保証サービスを申し込まなければなりません。しかし、『住宅設備・家電修理サービス』は、いつでもご加入いただくことができ、お手持ちの設置・購入日から10年以内の機器・製品すべてが補償されます。これは、ほかにはないこのサービス独自の大きなメリットです。メーカー保証や販売店の延長保証が切れたあとにご不安を感じているお客さまはもちろん、家電製品や修理手配に詳しくない、一人暮らしや高齢者のお客さまにもおすすめしたいサービスです」
お互いの専門分野を学び、強固な絆を築いて取り組んだはじめてのサービス
長島「私は、開発当初からこのサービスに携わっているのですが、保険の専門用語に戸惑うことも多く、損害保険の基礎知識の必要性を痛感しました。そこで、仕事の合間に勉強を重ね、損保一般試験に挑戦しました。その甲斐あって、損害保険商品である『住宅設備・家電修理サービス』を取り扱うのに必要な基礎単位に加え、火災保険や自動車保険単位等にも合格し、現在では打ち合わせもスムーズにできるようになりました。一方、三井住友海上さんも専門外である電気契約等について学んでくださり、吉田さんが当社の電気料金メニューに詳しいのに驚かされます」
吉田「家電製品が大好きで、東京電力さんの電気のサービスについても興味を持っており、展開されているサービスの意図を理解したうえで、お客さまのニーズにあったご提案を心掛けています。実際のサービスを開発していくうえで、社内の関係部署や協力企業さまとの難しい調整もありましたが、その都度東京電力さんと課題を解決しながら、よりよいサービスを作り上げることができたと思います」
川上「家電製品の修理サービスははじめての取り組みだったので、細かい内容を決める過程では試行錯誤もありました。とくに家電製品には多くのタイプや形状があるので、修理対応が可能な対象製品をいかにお客さまにわかりやすくお伝えするかという点に苦労しました。詳細な内容を決める段階では、三井住友海上さんとの意見交換を頻繁に行い、ひとつひとつの家電製品に対してお客さまがどのようなイメージを持っているのか、修理に関してはどんな点が不安なのか、常にお客さまの立場に立って考え、利便性の高いサービスになるよう心がけました」
越智「『住宅設備・家電修理サービス』は、私たちにとっても前例のない試みでしたから、開発の過程では計画通りに進まないことや、難しい調整なども多くありました。それを乗り越え、東京電力さんとの連携で、これまでにない新しいサービスを構築できたことは社内でも評価され、吉田は全国の営業事例を発表する場で代表に選ばれ、社内表彰も受けました。それがうれしいだけでなく、東京電力さんとともに新しい可能性を広げることができたことに心から感謝しています」
それぞれの思いを胸に、さらに充実したサービスでお客さまの安心に貢献したい
長島「うれしいことに、『住宅設備・家電修理サービス』の充実した内容やお手頃な価格を知っていただくと、多くのお客さまがご加入くださり、北海道や九州、沖縄など、関東エリア以外のお客さまとの接点もできました。そのご縁を大切にしていきたいですし、一人でも多くの方にこのサービスを知っていただきたいと思っております。そして、今回得た経験や知識を活かし、今後も損害保険をベースにした新しいサービスや事業に積極的に取り組み、お客さまのくらしにさらなる安心と快適をお届けしていきたいと考えています」
川上「私は、普段のくらしのなかで子育てや家事をしながら、こんなサービスがあったら便利なのにとか、こんな手助けがあれば安心なのにと思うことがよくあります。そんな気づきを大切にしながら、お客さまと同じ目線で今後も新しいサービスを開発していきたいと思います。単に電気をお届けするだけでなく、くらしをトータルにサポートする企業として、お客さまから頼られる存在になることがこれからの大きな目標です」
吉田「入社以来ずっと、お客さまのニーズに応える保険商品を作りたいと思っていました。これまで営業しか経験したことがなくその機会がありませんでしたが、東京電力さんとともに、お客さまに自信を持っておすすめできる、新しい商品の開発に携わることができました。私にとってこの取り組みは、営業担当という立場でも、お客さまに喜んでいただける保険サービスが作れるという自信につながりました。これからも新しい商品のご提案、開発にチャレンジしていきたいと思います」
越智「電力の全面自由化という大きな転換期に、当社をパートナーとして選んでいただき、東京電力さんの新しい事業に携わることができたことをたいへん光栄に思っています。私は保険会社の営業として、お取り引き先のお客さまとともに、これまでにない革新的な商品を開発し、新しい歴史を作っていくことが使命だと感じています。今回は、東京電力さんとともに取り組んだ『住宅設備・家電修理サービス』で、その使命を果たすことができました。これからも、東京電力さんと連携できればと思いますし、両社でさらに充実したサービスを展開できるよう力を尽くしてまいります」