2021年4月22日
東京電力ホールディングス株式会社

 当社は、2021年1月20日、新規制基準施行後の規則改正への対応による安全性のさらなる向上のため、原子力規制委員会に対し、柏崎刈羽原子力発電所7号機の非常用ディーゼル発電機からの給電時を想定した、高エネルギーアーク損傷(HEAF)※1対策に係る設計及び工事計画認可申請※2を行い、2021年4月5日、同委員会より認可を頂きました。

2021年4月6日お知らせ済み

 また、当社は、本日、同対策の使用前確認のため、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第43条の3の11第3項に基づき、使用前確認申請書を同委員会へ提出しました。
 なお、上記対策の「使用前確認を受けようとする使用前事業者検査に係る工事の工程」については、2021年5月から6月※3、「申請に係る発電用原子炉施設の使用の開始の予定時期」については、2021年8月※3と申請しております。

当社は、原子力規制委員会による使用前確認に真摯に対応するとともに、更なる安全性、信頼性の向上に努めてまいります。

以 上

  • ※1  

    高エネルギーアーク損傷(HEAF(High Energy Arcing Fault)):
    高エネルギーのアーク放電による機器の爆発に起因する故障およびこれに伴い発生する火災のこと。アーク放電による、熱や光の放出・金属の蒸発・急激な圧力上昇を伴う爆発で機器の損壊、変形等の故障が発生するとともに、機器が高温になる場合アーク火災が発生する。

  • ※2  

    2021年3月5日に補正書を提出。

  • ※3  

    工事や検査等の進捗により変更となる可能性があります。

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