2019年9月30日
東京電力ホールディングス株式会社
信濃川事業所

 当社、湯沢発電所(発電方式:水力、所在地:新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢字大石田91)の建屋屋根崩落により、地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまにご心配をおかけしたことにつきまして、改めて心よりお詫び申し上げます。

 湯沢発電所では、本件を受け、2017年6月2日から、湯沢発電所構内の発電設備改修工事を行ってまいりましたが、本日、2台ある水車発電機のうち、1号機の営業運転を開始いたしました。
 なお、2号機については、10月中に営業運転を開始する予定としております。

 今回の工事では、崩落の原因となった積雪への対策として、建屋屋根に融雪装置を設置するなど、除雪を必要としない構造にするとともに、変圧器・開閉器における絶縁油を使用しないガス封入機器の採用や、機器操作の電動化により油流出のリスク低減を行うなど環境に配慮した設備に変更しております。

 当社は、地域の皆さまの安全・環境に細心の注意を払いながら運転してまいります。また、引き続き、電力の安定供給に努めるとともに、再生可能エネルギーの導入拡大を進め、環境に配慮した事業活動をグループ全体で実施してまいります。
 

以 上

<参考>