当社は、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故の当事者として、当社内に「福島原子力事故調査委員会」および社外有識者で構成する「原子力安全・品質保証会議 事故調査検証委員会」を設置し、徹底した事故の調査や検証を行い、2012年6月20日、これまでの調査・検証の結果を「福島原子力事故調査報告書」としてとりまとめました。
本報告書の公表にあたり、改めまして、当社は事故の責任を痛感し、二度とこのような事態をひき起こさないよう、安全第一の事業運営を徹底していくとともに、福島第一原子力発電所における原子炉の廃止措置に向けた中長期的な取り組みを着実に進めてまいります。
福島原子力事故調査報告書
- 本編(概要版)(1.00MB)
- 本編(概要版 別添:論点集)(330KB)
- 本編(6.74MB)
- 別紙1(撤退問題に関する官邸関係者の発言)(215KB)
- 別紙2(主な時系列)(3.22MB)
- 添付資料(33.7MB)
- 中間報告書からの主な変更点について(764KB)
- ※
上記内容の一部に誤りがあり、6月26日に修正させていただきました。お詫び申しあげます。
- 正誤表(5.73MB)
再掲:「2.本編(概要版 別添:論点集)」
福島原子力事故調査報告書の概要版の作成にあわせ、本編報告書の理解をより進めて頂くため、特定の論点のみに焦点を当て、改めて整理いたしました。本編該当ページ数を記載しておりますので、詳細につきましては、本編報告書をご参照ください。
【目次】
<地震・津波襲来前の検討項目>
- 1.耐震安全性評価(耐震バックチェック)への対応(276KB)
- 2.津波対策と津波試算の位置付け等(279KB)
- 3.シビアアクシデントへの備え(275KB)
- 4.安全文化・リスク管理面での取り組み(278KB)
<地震・津波襲来後の検討項目>
福島原子力事故調査報告書(中間報告書)
報告書本編で記載している事項につき、特定の論点に絞る形で詳細に記載している項目や、また本編報告書に記載はないものの、経緯として明らかにした方が良いと考えられるもの等があり、事故に係わる事実を正確にお伝えするという観点では、重要な要素であることから、別冊として、現時点(2011年12月2日)までで整理できた事項を、抽出・記載しております。
福島原子力事故調査報告書(中間報告書) 別冊(個別項目)(631KB)
ポイント:事故調査の過程で明らかになった、特定の論点に焦点を当てた個別項目(17項目)
【目次】
- 当社の津波対策の経緯と津波試算の位置付け(335KB)
- 貞観地震に係る当社取り組みと合同ワーキングでの指摘(322KB)
- アクシデントマネジメント策の合同ワーキングでの指摘(360KB)
- マークI格納容器のこれまでの課題と改善策について(391KB)
- 地震によるプラントへの影響評価(322KB)
- 福島第一原子力発電所4号機での社員殉職の経緯(320KB)
- 非常用復水器(IC)の操作経緯(325KB)
- 福島第一原子力発電所1号機の格納容器ベントの迅速性(323KB)
- 菅総理の視察への配慮と復旧作業への影響(318KB)
- 福島第一原子力発電所1号機の廃炉に伴う海水注入の判断(320KB)
- 福島第一原子力発電所1号機海水注入の時系列と中断(319KB)
- 福島第一原子力発電所2号機格納容器ベント、代替注水の迅速性(327KB)
- 福島第一原子力発電所3号機格納容器ベント、代替注水の迅速性(325KB)
- 福島第一原子力発電所原子炉建屋爆発の予測と回避(318KB)
- 福島第一原子力発電所からの一部所員退避(320KB)
- 炉心の状況に関する公表について(322KB)
- 現場作業の厳しさ、困難さを示す現場の状況、声(491KB)
初動対応と現場の声
- 2011年12月22日
- 福島第一原子力発電所事故の初動対応について