東通原子力発電所1号機の原子炉設置許可申請書に係る補正書の経済産業省への提出について
平成21年4月7日 東京電力株式会社 当社は、本日、東通原子力発電所1号機の原子炉設置許可申請書(平成18年9 月29日申請)に係る補正書(以下「補正書」という)を経済産業大臣に提出いた しましたのでお知らせいたします。 今回の補正は、申請後に生じた原子炉設置許可申請書の記載内容の変更を行う もので、主な内容は以下の通りです。 1.横浜断層評価の変更(別添1) 後期更新世以降(約12〜13万年前以降)の活動性は無いと評価していた横浜 断層について、申請後に実施した追加地質調査の結果(平成20年9月19日公表) を踏まえ、当該断層の活動性を考慮するよう変更するとともに、同断層による 地震動を「震源を特定して策定する地震動」*の評価に反映した。 なお、基準地震動の策定にあたっては、申請後、新潟県中越沖地震によって 新たに得られた知見等についても考慮している。 2.建屋および屋外構築物の配置の変更(別添2、3、4) 災害に強い発電所作りを目指し、新潟県中越沖地震における柏崎刈羽原子力 発電所の被災から得られた知見を反映して、建屋や屋外構築物の配置を見直し た。 主な変更点は以下の通り。 ・原子炉建屋とコントロール建屋を統合 ・屋外構築物の設置レベルを変更 これらの変更により、被ばく評価の見直しもあわせて行った。 3.工程の変更 原子炉設置許可申請書の審査の進捗状況を考慮した平成21年度供給計画に基 づき、運転開始時期を平成29年3月とした。 4.その他 各種データの更新および記載の明確化・適正化等 以 上 ○添付資料 別添1:横浜断層に関する評価の比較(PDF 164KB) 別添2:発電所一般配置図の比較(PDF 243KB) 別添3:主要建屋配置図の比較(PDF 18.7KB) 別添4:屋外構築物設置レベルの比較(PDF 21.9KB) *「震源を特定して策定する地震動」 基準地震動の策定において、敷地周辺の活断層の性質、過去及び現在の地 震発生状況等を考慮して策定する地震動
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