「ミラント・アジア・パシフィック社」の事業移行の完了について
〜フィリピン最大のIPP事業を継承、マニラ首都圏の安定供給を担う〜
平成19年6月22日
東京電力株式会社
丸紅株式会社
東京電力株式会社および丸紅株式会社(以下、両社)は、米国大手卸発電事業
者(IPP)ミラント社のグループ会社で、フィリピン最大のIPP事業持株会
社である「ミラント・アジア・パシフィック社(MAPL社)」の株式買取契約を、
ミラント社の子会社2社と締結し(平成18年12月11日お知らせ済)、事業移行に
向けた手続きを進めてまいりましたが、本日、全ての株式を取得し、事業移行が
完了いたしました。
これにより、両社は、フィリピン最大のIPP事業を継承いたしました。
今後は、両社が設立する本プロジェクトの事業会社「ティームエナジー・コー
ポレーション」(注)が、首都マニラを含むルソン地域の全発電資産の約20%を
保有し、国営フィリピン電力公社への卸供給などを通じて、マニラ首都圏の電力
安定供給を担います。
東京電力は、これまで電気事業で培ってきた技術や運転ノウハウなどの経営資
源を活かし、フィリピンにおける電気事業の発展に貢献してまいります。また、
今後も、海外でのビジネスチャンスの発掘による新たな成長・発展をめざし、海
外事業に積極的に取り組んでまいります。
丸紅は、海外電力事業を戦略分野の一つに掲げており、強固な基盤を増強すべ
くグローバルポートフォリオの積み増しを図っております。本件への参画により、
フィリピンにおける最大IPP事業体としてプレゼンスを更に高めると共に、同
国の基幹インフラである電力事業の発展に寄与してまいります。
以 上
(注)東京電力と丸紅は、昨年12月に、MAPL社の株式取得を目的に「クリム
ゾンパワー・ホールディングス」を設立済。平成19年中を目途に、同社を
本プロジェクトの事業会社として「ティームエナジー・コーポレーション」
へ改編予定。
添付資料
・別紙(PDF 19.6KB)
・参考1:発電資産の概要(PDF 127KB)
・参考2:プロジェクト外観(PDF 48.7KB)
・参考3:フィリピンの電力事情について(PDF 18.4KB) |
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