INSIDE FUKUSHIMA DAIICHI




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360°

この付近の放射線量

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ここにある設備は何?

多核種除去設備(ALPS)は、汚染水に含まれるトリチウム以外の放射性物質の規制基準を確実に満たすまで浄化処理することができる専用設備です。
薬液による沈殿処理や、複数の吸着材を通すことにより、62種類の放射性物質を除去することができます。
詳しくは、処理水ポータルサイトをご覧ください

「多核種除去設備等の処理水」の表記について
トリチウム以外の放射性物質が、安全に関する規制基準を確実に満たすまで、多核種除去設備等で浄化処理した水(トリチウムを除く告示濃度比総和1未満)を「ALPS処理水」。
多核種除去設備等で浄化処理をした水のうち、安全に関する規制基準を満たしていない水(トリチウムを除く告示濃度比総和1以上)を「処理途上水」と言い、2つを併せて示す場合は「ALPS処理水等」と表記しています。

トリチウムとは?

トリチウムは三重水素と呼ばれる水素の仲間で、他の水素と同じように酸素と結びつき「水」とほぼ同じ性質の液体として存在しています。
トリチウムの出す放射線のエネルギーは非常に弱いため、空気中を約5mmしか進むことができず、紙1枚でさえぎることができます。
トリチウムは、宇宙空間から地球へ常に降りそそいでいる「宇宙線」と呼ばれる放射線と、地球上の大気がまじわることで、自然に発生します。
また、国内外にある原子力施設でも、核分裂などを通じてトリチウムが生成されています。トリチウムは、雨水や海水、水道水などの中にも含まれており、人間や動物の体の中にも、常に存在します。
トリチウムについて詳しくはこちらをご覧ください。

※原子力施設由来のトリチウムは、各国が、それぞれの規制に基づいて管理されたかたちで、海洋や大気などに排出しています。

ここではどのような格好で作業するの?

汚染水を扱うため、ここでは防護服と全面マスク(Yゾーン装備)で作業します。

1日にどれくらいの汚染水を処理できるの?

すべての多核種除去設備を使用した場合、
1日あたり最大で約2,000トンの汚染水を浄化処理できます。

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