「ありがとう、クータン!ありがとう!」
ブーナンは、あぶないところでたすかりました。
「でも、クータン、ぼくは、いっつもきみにたすけてもらってばかりだね。
ぼくは、ともだちのきみに何もしてあげられないんだ。」
ブーナンは、しょんぼりしていいました。すると、クータンは、
「なに言っているんだい。
どうしてこの森にみんなあつまってくるのか、知らないのかい?」
このたび東京電力では、子供たちに森の自然の大切さを伝え、環境学習のお役に立てるよう、小学校低学年を対象に、ブナを主人公とした絵本「森のともだち」を、小学校高学年を対象に、ブナや森林を題材とした解説本「森のともだち ブナを知ろう」を作成しました。