「その声によばれて、さいしょに目をさましたのは、ブーナンでした。
「うーん、よーいしょ。」
ブーナンは、お日さまの光を少しでも多くあびようと、
一生けんめい、せのびをしています。
「そうよ、ブーナン。はっぱを広げなさい。お日さまの光は、あなたたちのごはんなの。
いっぱいあびて、早く大きくなりなさい。」
お母さんにはげまされて、ブーナンは、ますますがんばります。
このたび東京電力では、子供たちに森の自然の大切さを伝え、環境学習のお役に立てるよう、小学校低学年を対象に、ブナを主人公とした絵本「森のともだち」を、小学校高学年を対象に、ブナや森林を題材とした解説本「森のともだち ブナを知ろう」を作成しました。