平成28年6月17日、鳩待峠入山口において、当社は、尾瀬関係者や地元の群馬県立尾瀬高校の生徒など約40人とともに、ブナやミズナラ、ナナカマドなど約100本の苗木を植えました。
平成22年より「尾瀬らしい魅力ある入山口を目指す」ために、鳩待峠と大清水について、尾瀬関係者とともに社会実験などの検討を重ね、平成27年から当社の関連会社である東京パワーテクノロジー株式会社が、鳩待峠駐車場の整備を行ってきました。今回は、その整備の一環として、駐車場として利用していた場所に、「緑を一緒に取り戻していこう」と呼びかけたものです。
この日は、時折、雨に見舞われながらも、参加者は一本一本丁寧に苗木を植えていました。参加した尾瀬高校の生徒は「植えた苗木は、これからも大切に育てていきたい」と話していました。また、植栽した場所の近くには、入山者が入山前の事前学習や準備体操ができるよう、スペースを確保し、これまでの整備を通して、車と入山者が入り乱れ、混雑していた入山口から静かで落ち着いた入山口へと移り変わりました。参加した地元の片品村役場の方も「車の乗り入れがなくなり、安全が確保された入山口となって良かった」と感想を述べていました。
尾瀬には、『みんなの尾瀬を、みんなで守り、みんなで楽しむ』という合言葉があります。植えられた苗木たちは、尾瀬を訪れる人たちに見守られつつ、鳩待峠入山口のシンボルになっていけたらと願っています。鳩待峠を訪れた際には、ぜひ、立ち寄って見てくださいね。(鳩待休憩所の向かいにあります)
【群馬県立尾瀬高校のWEBサイトでも、2016/6/20の記事として掲載されています。】