「廃炉事業のプロジェクトマネジメント強化の協業契約」の締結について
2022年4月27日
東京電力ホールディングス株式会社
Jacobs Engineering Group Inc.
東京電力ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:小早川 智明(こばやかわ ともあき)、以下、東京電力)とJacobs Engineering Group Inc.(本社:テキサス州ダラス、Chief Executive Officer:Steve Demetriou、以下、Jacobs)は、2022年4月7日、「廃炉事業のプロジェクトマネジメント強化の協業契約」(以下、本契約)を締結いたしました。
今回、廃止措置に係る国際的な知見を豊富に持つJacobsと本契約を締結することにより、今後、燃料デブリ取り出し等の難易度の高いプロジェクトが本格化するなか、福島第一原子力発電所におけるマネジメント能力を向上させ、廃炉を貫徹してまいります。
東京電力は、これまでも様々な国内外の企業からご協力をいただきながら、福島第一原子力発電所の廃止措置に取り組んでまいりました。東京電力は、本契約の締結をマネジメント能力の更なる強化につなげ、廃炉を推進するオーナーとして、設計の妥当性に係る事前検証や、現場適用性への評価を自ら行う「オーナーズ・エンジニアリング事業者」に自身を変革してまいります。
Jacobsは、英国の廃止措置サイトであるセラフィールドのプロジェクトで得た豊富な実績から、その中で培った技術・知見を東京電力に提供することで、福島第一原子力発電所の廃止措置に係るさまざまな課題の解決に向けて大きく貢献できるものと考えており、積極的に協力してまいります。
今後、東京電力とJacobsは、本契約を新たな契機として連携を深化させ、福島第一原子力発電所の廃炉に向けた取り組みを安全かつ着実に進めてまいります。
以 上