2022年度第1四半期決算について
2022年8月2日
東京電力ホールディングス株式会社
当社は、本日、2022年度第1四半期(2022年4月1日~2022年6月30日)の連結業績についてとりまとめました。
連結の経常損益は、グループ全社を挙げた収支改善に努めたものの、JERAにおける燃料費調整制度の期ずれ影響が悪化したことや、燃料価格の高騰等による電気調達費用が増加したことなどにより、前年同期比674億円減の489億円の損失となりました。
また、特別損失に原子力損害賠償費252億円を計上したことから、親会社株主に帰属する四半期純損益は、670億円の損失となりました。
(単位:億円)
当第1四半期 (A) |
前年同期 (B) |
比 較 | ||
---|---|---|---|---|
A-B | A/B(%) | |||
売 上 高 | 14,764 | 9,800 | 4,964 | 150.7 |
営 業 損 益 | △442 | △113 | △329 | - |
経 常 損 益 | △489 | 184 | △674 | - |
特 別 損 益 | △252 | △206 | △46 | - |
親会社株主に帰属する 四半期純損益 |
△670 | △30 | △640 | - |
【セグメント別の経常損益】
2022年度第1四半期のセグメント別の経常損益については、以下のとおりです。
- 東京電力ホールディングス株式会社の経常損益は、基幹事業会社からの受取配当金の減少などにより、前年同期比167億円減の1,099億円の利益となりました。
- 東京電力フュエル&パワー株式会社の経常損益は、JERAにおける燃料費調整制度の期ずれ影響が悪化したことなどにより、前年同期比398億円減の96億円の損失となりました。
- 東京電力パワーグリッド株式会社の経常損益は、燃料価格高騰影響により電気調達費用が大幅に増加した一方、減価償却費が減少したことなどから、前年同期比14億円増の361億円の利益となりました。
- 東京電力エナジーパートナー株式会社の経常損益は、燃料価格高騰影響による電気調達費用の増加などにより、前年同期比533億円減の908億円の損失となりました。
- 東京電力リニューアブルパワー株式会社の経常損益は、卸電力販売が増加したことなどにより、前年同期比55億円増の216億円の利益となりました。
(単位:億円)
当第1四半期 (A) |
前年同期 (B) |
比 較 | ||
---|---|---|---|---|
A-B | A/B(%) | |||
経 常 損 益 | △489 | 184 | △674 | - |
東京電力ホールディングス | 1,099 | 1,267 | △167 | 86.8 |
東京電力フュエル&パワー | △96 | 301 | △398 | - |
東京電力パワーグリッド | 361 | 346 | 14 | 104.2 |
東京電力エナジーパートナー | △908 | △374 | △533 | - |
東京電力リニューアブルパワー | 216 | 161 | 55 | 134.1 |
【2022年度業績予想】
2022年度の業績予想については、現時点においてはウクライナ情勢等の影響を受け、燃料価格および販売電力量の見通しが不透明であり、具体的な業績予想をお示しできる状況になく、売上高・経常損益・親会社株主に帰属する当期純損益ともに未定としております。今後、お示しできる状況となった段階でお知らせいたします。
以 上
添付資料