2022年8月1日
東京電力ホールディングス株式会社
日本核燃料開発株式会社

 東京電力ホールディングス株式会社(以下、東京電力HD)と日本核燃料開発株式会社(以下、NFD)は、このたび、「福島第一原子力発電所デブリ分析業務等の協力に関する覚書」(以下、本覚書)を締結いたしました。

 本覚書を締結することで、福島第一原子力発電所の廃止措置のうち、今後本格化する燃料デブリの取り出しを見据えて、燃料デブリや高線量汚染物の分析に関する業務について、東京電力HDはNFDから協力を得てまいります。

 東京電力HDは、福島第一原子力発電所事故の責任を全うし、廃炉・汚染水対策を完遂するため、これまでも関係機関との連携を進め、また専門的な知見を有する人財を積極的に活用することにより、廃炉等に係る技術的課題の克服に取り組むこととしております。本覚書を締結し、日本の総力を結集した廃止措置の推進体制を更に強化することで、引き続き、福島第一原子力発電所の廃止措置に向けた中長期の取り組みを安全かつ着実に進めてまいります。

 NFDは、長年にわたって発電所向け核燃料の研究開発をはじめとして、使用済み核燃料や金属材料などの特性研究、および、放射性物質輸送に関する事業に関わって参りました。現在は主に、これまで培った専門技術と組織力を高めつつ、福島第一原子力発電所の安全な廃止措置の推進に取組んでいるところでありますが、本覚書の締結により、これまで以上に東京電力HDが抱える課題に対して、貢献してまいります。

 今後、東京電力HDとNFDは、本覚書を新たな契機として連携を深化させ、福島第一原子力発電所の廃止措置を安全かつ確実に進めてまいります。

以 上

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